朝と夕方に日々のくすかきを行う理由

くすかき3日目。今日は月曜日。平日にも関わらず、朝のくすかきには10人、夕方のくすかきには12人もの人が参加をしに来てくれた。

 

再会の嬉しさがあったり、去年は下の子がまだ手がかかったので参加できずにお宮を通る度に見ていたけれど、今年は一緒に参加させてもらいます、という方が来てくれたり、ちゃんと見ていてくれていて、楽しみにして待っていてくれる人がいるプロジェクトに、季節の風物詩になりつつある。これも4年間継続してきた成果である。

 

1年目、2年目を振り返ると、自分自身にも余裕がなく、朝が早かったり時間も時間なので、なかなか参加者が集まらず苦労した記憶がある。それでも地道に続けてきた。参加者数が多ければ良いというわけではもちろんないのだが、やはりみんなでくすかきした方が楽しい雰囲気となる。今年まで一緒につないできてくれた太宰府の仲間と、特に江藤家には感謝している。今年も一人一人との出会いと対話を大事にしていきたい。

 

朝と夕方に日々のくすかきを行う理由は、その時間、太宰府天満宮というお宮が、地元のお宮の顔に戻るからである。

 

太宰府天満宮というお宮は、みなさん知っての通り、全国的に学問の神様として有名なお宮である。そしてすぐ横に九州国立博物館が開館(2006年)してから観光地としても更に人が多く集うようになった。ここ数年は、韓国や中国からの観光客もかなり増えた。平日も休日も人の波が切れることはない。すごいお宮である。

 

でも、そんな外から来る人たちに対して向けられた意識が、ふっと無くなり、普段のお宮の顔に戻る瞬間が朝と夕方なのである。観光客がいないその時間は、お宮の人も少しほっとしているように見える。そこには、ウォーキングの夫婦や、犬の散歩や、幼稚園のお迎え、学校帰りの小学生など、お宮という場が地域の中で機能している姿がある。この時間にお宮に来る人は通り過ぎていく観光客ではなく、この境内の毎日と一年の変化を体感している人たちである。

 

なので、地域の中で浸透し、季節の風物詩として継続していきたい“くすかき”も、この時間に設定している。

 

朝と夕方、遠方から来る人にとっては、その時間は少し参加しづらい時間だが、本当の太宰府に会える時間がそこに流れているのである。

普段のお宮の顔の時間

地域の中のお宮として機能している風景

今日も本当にたくさんの方が来てくれました。