松葉ほうきづくり

くすかき初日。あいにくの雨で日々のくすかきは中止。松葉ほうきづくりは余香殿で行った。

 

くすかき初日の恒例となった“松葉ほうきづくり”。八女から、毎年、太宰府天満宮に200〜300本の松葉ほうきを納めている職人さんに技術指導として来ていただき、自分のほうきをつくって“くすかき”に参加しようという今年で3回目となる試みである。

 

職人さんである原口葵さんは今年で75歳。15歳からほうきづくりをはじめたので、ほうきを作って今年で60年となる大ベテランである。そして、毎年この“松葉ほうきづくり”をしに、太宰府天満宮に来るのを楽しみにしてくれている。

 

今年は風雨にも関わらず、12人でほうきづくりを行うことができた。参加者がもっと少なくなるかと思っていたが、楽しみにしてくれている人が多く、一年ぶりの再会をする人も、初めてくすかきに参加する人もいて、くすかき初日としては良いスタートだったように思う。

 

制作時間は2〜3時間。竹を割ったり曲げたりするのは難しいので、原口さんが用意してきてくれたパーツを組み上げるといった内容である。それでも、なかなか難しく、1工程ずつ原口さんに確認してもらいながら進めていく。一進一退ありながら、みんなそれぞれに自分の松葉ほうきが出来上がった時には、その達成感からか、満足気に手に取ったほうきを眺めていた。

 

くすかきは“松葉ほうき”をつくるところからはじまる。自分でつくった松葉ほうきで掻く樟の葉と、そこに描かれる縞模様には、また違った想いが込められるに違いない。

最終チェックの順番待ち

最後に名前を書いたり、マークを入れたりして完成

「みなさんよくできました」と原口さん