それぞれのくすかきがある

太宰府滞在7日目。くすかき8日前。今日は朝から参道の各店舗へ参拝客が増え忙しくなる前の時間に挨拶まわりをしながらポスターチラシの掲示のお願いをしてまわった。夕方からは太宰府天満宮の氏子さんが多く住む上三町下三町と呼ばれる6つの町(三条・連歌屋・馬場・大町・新町・五条)の自治会長さんへ挨拶し、各町の掲示板にポスターチラシを貼ってもらうお願いをして回った。ということで、今日は主に挨拶まわりとポスター掲示のお願いをした1日だった。参道店舗の方々も各自治会長さん達も、くすかきに対する興味の深さの違いはあれど、門前払いされることはほぼなくなった。

 

老舗和菓子屋の方からは「そろそろ、うちの子も“くすかき”出させようかと思って、、、。ほら、まだ小さくてちょろちょろしてたから、あれだったけど、もう良いかなと思って、、、。それと、うちの子、天満宮幼稚園だったから、樟の葉っぱを、お宮の方たちが集めてらっしゃるの小さな頃から見てるでしょ、でもその後、葉っぱがどうなるか知らないし、樟脳になることとか知るの良いことだと思うの。あとね、大きくなってあの場所との関係もだんだん薄くなってしまってるから、良い機会だと思って、、、。1月の鬼すべ神事や、9月の神幸式みたいに季節季節に参加できることがお宮であるのってすごくいいことなのよ。応援してるから今年も頑張ってね」といった嬉しい言葉もいただけた。

 

他にも、地元の方から“くすかき”参加表明のこんなメールが届いたので紹介したい。内容はこうだ「くすかきのチラシいただきました。とってもステキですね。今年もまた今年の私でくすかきに参加していきたいです。よろしくお願いします」とのことだった。この“今年もまた今年の私で”という部分が、まさにくすかき精神といった感じである。この方は何度も参加してくれており、1年に1度の葉っぱの入れ替わりに去年と今年の自分の入れ替わりを重ねメールしてくれたのだ。メールを読んで思わずうなってしまった。

 

他には「年度末明け、くすかき初日は行きますー。今年は自分のペースで、朝晩のくすかき中心に行きます。今年もあらためてよろしく」という内容のものだった。この方は、今年の自分はこんな感じで参加しようと、自分なりにくすかきの楽しみ方を設定しているところが良い。

 

こうしていくつかの事例を紹介させてもらったが、共通していることは、それぞれに自分にとっての“くすかき”との付き合い方があるところである。いろいろあっていいのである。毎年直接参加してくれたり、間接的に少し離れた場所から向き合ってくださる方が、それぞれに今年の今の自分を測る機会となっていることが重要なのである。楽しみ方が人それぞれにいろいろとあり、楽しみ方は自分次第で無限大。それが集まって、その年の“くすかき”になるのである。今年はどんな“くすかき”になるのか楽しみである。

本殿横にも貼っていただけました。

 

10時近くになるともうこの状態です。