Festival do Japao(日本祭)で焼き鳥300㎏を焼く

サンパウロ11日目。6:30PIPA集合。PIPA施設長ヒカルドさんからのお誘いで「Festival do Japao(日本祭)」に食べ物屋さんとして出店するPIPAの親の会のスタッフとして参加。焼き鳥担当としてお父さんたちと一緒に1日中大量の焼鳥を焼く。その量なんと300kg!半端な量ではない。しかも、ご察しの通りで日本の焼き鳥のサイズではなく、日本でいう串焼きサイズの大きな焼き鳥。ブラジルでは焼き鳥も大きくなる。焼き鳥は日本の食文化ということで、日本から来た五十嵐さんに焼き方を教えてもらってね。という不思議な流れになり、ブラジルのお父さんたちの焼き鳥の焼き方のお手本となる(笑)。焼き鳥屋さんで食べる方はよくやるが、焼く仕事をしたことはない。これまで食べた美味しい焼き鳥を思い出しながら、ブラジルサイズの巨大な焼き鳥を焼き続けた。

 

Festival do Japao(日本祭)には約5万人が集まる。日本をテーマにしたイベントとしては南半球最大規模。和太鼓やダンスパフォーマンス、コスプレコンテストなどの舞台。日本県連の47都道府県による各ブースから、それぞれの県を代表する名物食べ物販売や、PIPAなど日系の施設による食事販売によるフードコート。KIRINやTOYOTAといった日本企業による展示会ブースなどなど、ボランティアから企業まで、日本に関係する人たちが集まり文化発信する一年で一番大きなフェスティバル。2020東京オリンピックのPRブースや、サンパウロにできるJAPAN HOUSE(日本文化を発信するためロンドン、ロサンゼルス、サンパウロにこれからできる施設)の情報発信するブースも出店していた。ブラジルでは今、ちょっとした日本ブームなのだそうだ。

 

一緒に焼き鳥を1日焼いたPIPAのお父さんたちや、売り子をしていたPIPAのお母さんたちとの距離は近くなったが、体に染み付いた焼き鳥臭が半端ではない(笑)。

 

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朝一で鶏肉を取りにいった肉屋の前にて。この鳥の丸焼き機は、ブラジルでは「犬のテレビ」と呼ばれている。犬がこの前に座って四角い画面をずっと眺め続けるそうだ(笑)。

 

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毎年この日系人の方がやっている肉屋さんから鶏肉を買っているそうです。二代目社長です。

 

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日本の焼き鳥屋で食べた小さな焼き鳥の記憶を思い出しながら、大きなブラジルの焼き鳥を焼く。

 

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5万人が集まるビッグイベントです。日本文化はブラジルでは、特に日系人の多いサンパウロでは尊敬されている。それはかつて日本から海を渡ってブラジルに生きた日本人の先輩たちが残したもの。

 

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書道コーナーでは習字体験ができます。

 

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箸の文化を伝えるためか、豆つまみ大会も開かれています。日本で見たことのない風景(笑)

 

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陶芸コーナーでは、ろくろ体験ができます。

 

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AKIBAコーナーでは、コスプレして写真撮影ができます。

 

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AKIBAコーナーのすぐ横で柔道の試合をしています。ごちゃまぜ感が、なんかすごいことになってます(笑)

 

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東京2020オリンピック・パラリンピックPRブースもありました。

 

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「じゃむ」コーナー。なんか、非常に斬新な暖簾(のれん)です(笑)

 

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ここがPIPAのコーナー。かなり売れました。そう、焼き続けたということは、売れ続けたということ。今年は売り上げが、かなり良かったとのこと。多少は貢献できたかな?