ニュージーランドの風

カイコウラ4日目。今日は昨日染色した糸が乾くのを待ちつつ、打合せとパソコン作業を行なった。夕方に天気が急変し、空に雲がかかり辺りが薄暗くなり、冷たい強い風が吹いてきたと思ったら、今度は雨が降ってきた。

 

異変に気付いたのが早かったのもあり、急いで干していた糸を取り込むことができ、事なきを得たのだが、いったいこれは?

 

リンダに聞いてみると、この風はニュージーランドの南島(ニュージーランドは北島と南島の2つの島からなる)の常識なのだという。

 

南島に吹く風は基本的に2種類で、北西から吹く風か、南から吹く風かどちらか。北西風は2,000㎞離れたオーストラリアから吹く風で、この風が吹くと暑くなる。南風は2,600㎞離れた南極からの風で、この風は冷たい。

 

この2つの風が基本的には交互に吹いているのだそうだが、それが突然変わる。今日の夕方がそのタイミングだったということのようだ。それまで半袖短パンで過ごしていたのだが、思わず長袖を纏った。

 

オーストラリアの暑さと南極の寒さ、どちらもイメージしやすい風である。しかしながら、届く風からオーストラリアと南極の方角を感じ、自分が今どこにいるかを実感できるのは面白い感覚である。そして、南極までの距離が意外と近いのにも少し驚いた。日本の長さが北海道から沖縄までで約3,000㎞なのだから、それくらいの距離感で南極があるということだ。

 

しかし現地の人はそれでも半袖が多いように見える。いくら夏とはいえ南極の風は自分には冷たい。こっちのみんなは寒くないのだろうか?皮膚が厚いのか、基礎体温が高いのか、何か根本的な体の作りに差があるような気がする。もしくは単純に慣れ?環境への適応なのか、、、。

 

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昨日、マラエ(マオリの集会場)で染色した糸を宿泊先の庭で干しています。ニュージーランドの洗濯物干しはみんなこの形。

 

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近くのカフェのレジ風景。飲み物を買うとスタンプを貯められるのだが、日本みたいに客がカードを持ち歩くのではなくレジに保管してもらえる。こっちの方が自分には合っている。

 

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ニュージーランド人のソウルフードだというので食べて見ましたフィッシュ&チップス。全然美味しく食べたのですが、ちょっと胃もたれする感じ。