くすかき三日目。6:30〜〈日々のくすかき〉(参加者44人)。10:00-16:00〈山かげ亭での制作〉(参加者6人)。
日曜の朝が雨で中止で、月曜はお休みだったので、火曜の今朝が〈朝のくすかき〉の初日となった。驚いたことに参加者はなんと44人!1年ぶりの再会と数年ぶりの再会とはじめましての出会いで、6度まで冷え込んだ朝の天神広場は、あたたかな雰囲気で包まれた。みんながこの瞬間を待っていたのだ。一人一人の表情や会話から、それがすごくよくわかった。そこにいるだけで嬉しくなる空間だった。
今年の樟は、若葉の芽吹きが早い。落葉と新芽の皮と枝の3つが同時に落ちている。例年だと、まずは落ち葉、その後も落葉は続きながら、次に新芽の皮、その次に枝といった順番で落ちてくる。それがまとめて落ちてきているということは、いっきにまとめて入れ替わる年になりそうな予感。
44人が集えば、広い範囲で〈くすかき〉できます。
久しぶり〜!元気にしとった〜?大きくなったね〜!何歳になった?春から高校生かぁ〜!1年で10センチも身長伸びた!
少し大きくなった掻き山を整え、縞模様を入れて葉っぱの落ちてくる場所を整える。
山かげ亭(天満宮が所有するレジデンス)の桜も満開です。この桜とも14年の付き合いです。
山かげ亭にて制作もスタート。樟香舟を折る。この中に葉っぱから採った樟脳を入れて、ご寄付いただいた方へのお礼の品3点セットの1つとしてお送りします。
桜は春の高い空が似合う。
桜も〈くすかき〉もはじまったら、あっという間に終わってしまう。