瀬戸内国際芸術祭2016開幕!そらあみ〈島巡り〉は地球の息吹を捉える。

沙弥島滞在36日目。瀬戸内国際芸術祭2016が開幕した。   >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 【そらあみ〈島巡り〉】 《春会期(3月20日〜4月17日):沙弥島》 瀬戸大橋でつながる沙弥島、瀬居島、与島、岩黒島、櫃石島の5つの島で (続きを読む

TURNフェス2日目。展覧会ではなくフェス。

東京都美術館5日目。TURNフェス2日目。   ここは美術館ではあるが、行われていることは、展覧会ではなくフェスである。   それぞれのアーティストが自分のつくった空間におり、ライブでその場を運営し、オンゴーイングで場作りしている。   壁の向こうの盛り上がりを感じたり (続きを読む

TURNフェス1日目。東京都美術館の展示空間で寝る。

東京都美術館4日目。TURNフェス初日。9:30に開館すると、すぐにプレスツアーが行われた。驚くほど大勢の取材関係者がいっぺんにやってきて、若干後ろに仰け反りながら作品解説をする。   「この作品タイトルは『New Horizon』。クラフト工房La Manoという施設のみなさんとの交流を (続きを読む

TURNフェス展示設営2日目

東京都美術館2日目。TURNフェス展示設営2日目。9:30〜17:30まで、ひたすら糸を張った1日だった。藍染した糸を壁から壁まで8m間隔ある展示空間を結ぶように2㎝ピッチで設置していく。1.5m進むのに約1時間かかる。藍染した糸で少しずつ水平線を描き出していった。それはまるで、空間に青い色鉛筆で線 (続きを読む

与島のマー君。編むのが得意な人も苦手な人もいるからいい。

沙弥島滞在14日目。今日は与島でワークショップ。〈そらあみツアー〉ではないので一般参加はなく、島の人と自分たちだけで編む日。13時に与島へ。与島の網は順調に大きくなっている。   与島の〈そらあみ〉制作に参加してくれている方の中に、マー君がいる。マー君は網を編むのは今年が初めて。あまり編む (続きを読む

ガラス玉で物語る

魚々座(ととざ)7日目。一昨日積もった雪がまだ残っているが、道の真ん中から噴水のように吹き出す融雪水のおかげで道路は通ることができる。時折、雪がぱらつく1日だった。   今週末1月23日(土)に〈そらあみ〉をお披露目するので、制作時間は残すところ今日を含めて、あと2日。今日は12日から7日 (続きを読む

くすのかきあげ

太宰府30日目。くすかき22日目。くすかき最終日。早朝6時半の境内に40名もの掻き手が集い、朝の美しい光と荘厳な空気の中、今年も無事に「くすのかきあげ」を奉納することができました。   早朝4時起床。顔を洗い、身支度を整え5時に天神広場へ。まだ暗い中集った仲間で落葉を移動し、千年樟の落葉風 (続きを読む

葉から場へ

太宰府24日目。くすかき16日目。朝夕の《日々のくすかき》と、今年最後の《くすのこうたき》を行った。   樟の落葉枚数はここのところ少なくなってきている。そして小枝が多く混ざるようになった。枝が落ちると、落葉が終盤に向かっているサインである。   落葉が少なくなると、「今日は葉っ (続きを読む

若葉のように日々変化していく子どもたち

太宰府14日目。くすかき6日目。快晴。青空が広がり、温かく清々しい1日だった。朝の《くすかき》はさすがに長袖だったが、夕方の《くすかき》で再会した時には、小学生たちの多くは半袖だった。   彼らを見ていると、その存在は樟若葉と重なって見える。毎朝の光を浴び、薄い葉は朝日を透過し輝いて見え、 (続きを読む

くすかきが境内清掃に変わるとき

太宰府7日目。くすかき2日前。所々に雲があったが朝から晴。8時に境内へ。昨日が雨だったので2日分の葉っぱを掻く。この時期に2日分葉っぱを溜めると地面は葉っぱで埋まったような印象になる。くすかき会期前だが、樟は待ってくれない。気温や風や雨を自らの身体で感じながら、樟の日々の変化を追いかける。 &nbs (続きを読む