朝のくすかき初日。気持ちで掻く。

太宰府10日目。くすかき2日目。昨日が松葉ほうきつくりだったので、「日々のくすかき(朝6時半〜・夕4時〜)」は今日が初日。いよいよ掻きはじめといったところだ。ところが、朝起きてカーテンを開けると、空が薄暗く、霧雨が降っていた。うーむ、、、。微妙な天気である。いちおう小雨決行ではあるのだが、雨で《くす (続きを読む

上三町下三町に吹く春風

太宰府5日目。くすかき4日前。今日で3月も最後の日。朝8時から天神広場くすかき立て看板周辺を落葉掻き。その後、お宮近隣の自治会長さん宅へご挨拶にうかがい、くすかきポスターを地元区の掲示板へ貼ってもらうお願いをしてまわった。昼過ぎから雨が降り出し、夕方まで屋内作業。芳樟袋に落ちたての樟の葉を詰める作業 (続きを読む

「かぶす」と「村張り」

そらあみ8日目。今日は22人で編んだ。   氷見には「かぶすにあたる」という言葉がある。それは、漁師さんから魚を分けてもらった時などに使う。昨日、定置網漁に参加させてもらった時も、帰り際に「ほい。かぶすな」といった感じで、お魚を分けてもらった。   変わった言葉だったので、氷見の (続きを読む

起舟祭と朱塗りの大杯

富山県氷見市薮田村で行われた「起舟祭」に参加させてもらった。   起舟は、一般にはキシュウ、あるいはキッシュウとよび、元来は「舟起し」とも称される舟霊サマの祭りだったそうだ。現在は、2月11日(旧暦の1月11日)の漁業の事始めの日に際して、大漁を予祝し、豊漁と安全を祈る舟祝いの日となってい (続きを読む

ブラジルで掲げた“そらあみ”の先に見えたもの

ブラジル33日目。ブラジルのビーチで“そらあみ”を掲げた。朝8時〜午後1時までの5時間限定。時間を限定したのは、どんどん風が強くなっていくのと、雨期による突然の雨を避けるためだった。サイズは幅5m×高さ3m程度。漁師町で過ごした約10日間の暮らしの中で編み上げたにしては上出来である。色はブラジル (続きを読む

エジウソンが編む

ブラジル30日目。朝一番でフェルナンドはレシフェの町へ食材の買い出しに行った。1人残って留守番しつつハンモックの横で“そらあみ”を編む。   エジウソンが訪ねて来た。   五十嵐「ボンジーア」 エジウソン「ボンジーア。トゥートベン?」 五十嵐「トゥーベン」   朝の挨拶 (続きを読む

ブラジルワールドカップ開幕

ブラジル11日目。SUAPEの漁師生活から離れ、一度レシフェ市内に戻った。今日はいよいよブラジルワールドカップ開幕日。3日前に比べると多少大会ムードが感じられる。何に1番それを感じるかと言うと、町で行き交う人々やバスの停留所で待つ人々の多くがブラジルカラーの黄色をベースにしたユニホームやTシャツを着 (続きを読む

漁師との交渉

ブラジル6日目。今日は先日延期となったGAIBUという海沿いの町へ行って、漁師と会い、交渉を行った。交渉内容はホームステイし、漁師の仕事を手伝い、ブラジルの漁師文化を教えてもらえないか、という内容。   日本でもそうだが、いきなり行って「一緒に網を編んでくれ」と頼んでも、漁師さん達も仕事が (続きを読む

くすのかきあげ

太宰府滞在36日目。くすかき22日目。晴のち曇り。くすかき最終日。今年で5年目だが、2年目に少し雨がパラついたのみで、それ以外は全て良い天気に恵まれている。天の神様である天神様に感謝である。   今日は、くすかき最大行事「くすのかきあげ」が行われた。そして、夜には関係者が集って直会。入れ代 (続きを読む

くすかきすると心が落ち着く

太宰府滞在33日目。くすかき19日目。晴。くすかきも残すところ、今日を含めてあと4日。残り少ない春と向き合う時間を大切にしたい。   今日の動きとしては、早朝くすかき→朝のくすかき→樟脳の昇華など室内作業→水蒸気蒸留装置の解体→夕方のくすかき→くすかき仲間ともつ鍋会、、、と充実した1日を過 (続きを読む