くすかき16日目。波の音をめざして。

くすかき16日目。瀬戸内国際芸術祭2016春会期に出品していた作品の撤去を終え、昨夜23時すぎに太宰府にもどってきた。3日ぶりの太宰府。今朝はけっこう寒い。落ち葉はほとんどない。今年の落葉はほぼ終わった印象である。   朝のくすかきはすっかり恒例となった連続スタイル。波の音をイメージして、 (続きを読む

潮の満ち引きのある浜辺にポールを立てる難しさ

沙弥島滞在33日目。今日は、そらあみの仮設置を行った。   今回のそらあみは波打ち際での設置となる。そのため、潮の満ち引きを計算して作業時間を決め、ポールを設置しなければならなかった。   施工業者さんは、干潮のタイミングの1〜2時間前に現場入りし、潮の引き具合を見て、徐々に作業 (続きを読む

TURNフェス3日目。「弱さ」こそ、人間のアイデンティティー。

東京都美術館6日目。TURNフェス3日目。最終日。   自分の展示空間は、3日間通して毎日トークセッションが行われる会場でもあった。結果、他のアーティストや施設の交流や作品のことも詳しく知ることができ、良い機会となった。   どの話も興味深いものばかりであったが、その中でも、とて (続きを読む

TURNフェス2日目。展覧会ではなくフェス。

東京都美術館5日目。TURNフェス2日目。   ここは美術館ではあるが、行われていることは、展覧会ではなくフェスである。   それぞれのアーティストが自分のつくった空間におり、ライブでその場を運営し、オンゴーイングで場作りしている。   壁の向こうの盛り上がりを感じたり (続きを読む

TURNフェス1日目。東京都美術館の展示空間で寝る。

東京都美術館4日目。TURNフェス初日。9:30に開館すると、すぐにプレスツアーが行われた。驚くほど大勢の取材関係者がいっぺんにやってきて、若干後ろに仰け反りながら作品解説をする。   「この作品タイトルは『New Horizon』。クラフト工房La Manoという施設のみなさんとの交流を (続きを読む

TURNフェス展示設営3日目

東京都美術館3日目。TURNフェス展示設営3日目の最終日。いよいよ明日からTURNフェスがはじまる。9:30〜17:30までかけて、時間一杯でどうにか空間は出来上がった。   藍染された糸で水平線を描き出し、新たな海景が生まれた。   明日La Manoのみんなが見にきてくれる。 (続きを読む

漁師の暦

沙弥島滞在17日目。今日は沙弥島でのワークショップ。10時頃、ぼちぼちと人が集い、自然と続きが編みはじめられた。網を一緒に編みながら沙弥島の自治会長で漁師でもある高尾さんに面白い話を聞いた。   五十嵐「高尾さん。瀬戸芸の開幕は3月20日なのですが、その前に内覧会というのがあってですね。そ (続きを読む

瀬戸内国際芸術祭2016に向けて、3年ぶりに再び沙弥島入り

沙弥島滞在1日目。瀬戸内国際芸術祭2016に参加するため再び瀬戸内海へやってきた。前回は、ちょうど3年前の2013年、春会期に沙弥島に〈そらあみ〉を出品した。与島諸島(沙弥島・瀬居島・与島・岩黒島・櫃石島)の130人の漁師と一緒に編んだ色鮮やかな網が瀬戸内の空に上がり、捉えた風景は今も鮮明に覚えてい (続きを読む

ビーチをロケハンし編みはじめる

ブラジル29日目。昨日の漁の疲れで眠りが深くいつもより少し遅く7時頃目が覚めた。フェルナンド特製のミックスジュースの朝食をとり、朝9時頃、ビーチの散歩兼ゴミ拾いをしにいくフェルナンドについていった。   スアペのビーチの端から端まで歩く。行きは散歩がメインで、裸足の足の裏で砂浜の砂を感じ、 (続きを読む

ブラジルで漁師になる

ブラジル28日目。5時半に目が覚めた。朝食のミックスジュースを飲み終えた6時すぎ、ラマルティーニが迎えに来た。いよいよ大西洋での漁に同行する日が来た。   ラマルティーニについて森の中を歩いた先にある家に着くとアポロの姿があった。「ボンジーア」「トゥートベン?」と挨拶を交わす。銛(もり)、 (続きを読む