漁師というか、この星に生きるということを学んでいる

ブラジル26日目。昨日とはうって変わって快晴。トビラを開けると「YASUさん!」と大きな声で話しかけてくるフェルナンドといつもの朝の挨拶を交わす。そしてフェルナンド特製のミックスジュース(野菜やフルーツや穀物など)の朝食を2人でいただく。   フェルナンドが連れて行きたい場所があると言うの (続きを読む

Jangada de Vela(ジャンガダ デ ベッラ)

ブラジル16日目。ナタルツアー2日目。午前中はPorto de Galinhas(ポルト デ ガリーニャス)の海で過ごす。午後から移動し、Recife(レシフェ)からNatal(ナタル)まで、約400㎞の中間地点であるJoao Pessoa(ジョアン ペソア)まで移動。夜に到着。海沿いの良い感じのホ (続きを読む

自分ができることをする

ブラジル10日目。3日間の漁師弟子入り体験3日目の最終日。昨日にも増して風が強く波が高かったため船で沖に出ることは叶わなかった。まあこればっかりは自然現象なので仕方がない。無理をすると事故につながる。   6時起床。フェルナンド特製のミックスジュースの朝食をいただく。SUAPEに来てまだビ (続きを読む

船に乗って海へ出る

ブラジル9日目。3日間の漁師弟子入り体験2日目。昨日は早く寝たので朝5時半に目が覚めた。寝相が悪いので包まったシーツは剥がれ体の各所が蚊の餌食になっていた。珍しい日本人の血は旨いのだろう。もぞもぞと部屋から出てくると「YASU」と太くやさしい声が聞こえた。フェルナンドはもう起きていたようだ。日本もそ (続きを読む

Fernando(フェルナンド)とLamartine(ラマルティーニ)

ブラジル8日目。今日から3日間SUAPEという海沿いの小さな町の漁師に弟子入りする。朝6時半、バスに乗ってRODOVIARIA(ホドビアリア)という駅に行き、アンダーソンと再会。アンダーソンにはフェルナンドと直接会って顔をつないでもらうところまでお願いしてある(一昨日はフェルナンドには会えなかった) (続きを読む

漁師との交渉

ブラジル6日目。今日は先日延期となったGAIBUという海沿いの町へ行って、漁師と会い、交渉を行った。交渉内容はホームステイし、漁師の仕事を手伝い、ブラジルの漁師文化を教えてもらえないか、という内容。   日本でもそうだが、いきなり行って「一緒に網を編んでくれ」と頼んでも、漁師さん達も仕事が (続きを読む

明日は北側から網を下ろします

沙弥島滞在45日目。ここのところパソコンの前で事務作業が続いていたが、今日は1日波の音が聞こえる場所で設営作業をした。体は疲れたし、日に焼けた顔が火照っているが、気分がいい。やはり、体が海を求めている。   車に網やロープを積んで海の家を出発し、朝9時に現場に入ると、そこにはもう既に、施工 (続きを読む

多度津の金子商店

沙弥島滞在40日目。今日は、そらあみの作品設置をする時に必要となる11個の滑車と230mのロープを買いに多度津の金子商店へ行ってきた。   多度津は坂出市から西へ、車で30分ほど行った所にある。地名で言うと東から西へ、坂出→宇多津→丸亀→多度津といった順である。なぜそんな離れた場所にある金 (続きを読む

丸名をつける

沙弥島滞在37日目。午前中に新聞の取材を1本受けて、午後に与島へ。網づくりに参加してくれた方の船名を確認しに行った。   船名=丸名(まるな:漁師さん達は、こう呼ぶ)の確認が必要な理由は、完成した網、一反一反の下に網針を吊るし、その網針の中に島の名前と丸名を入れることにしたからだ。今回の網 (続きを読む

脱皮する網 -網の色は3年で変わる-

沙弥島滞在35日目。13時から櫃石島での網づくりを行った。今日の櫃石島の網が完成したら5つの島の7つの地区全ての網が出来上がることになる。よって、網づくりは今日が最終日。最初の網づくりをしたのは2月2日の櫃石島だった。なので、「そらあみ-塩飽諸島-」の網づくりは、偶然にも櫃石島ではじまり、櫃石島で締 (続きを読む