そらあみツアー〈与島〉。網を編むこと=石を割ること。

沙弥島滞在12日目。今日は与島で〈そらあみツアー〉が開催された。生憎の雨模様だったが、島外からのバスには21名、与島からは12名で、合計33名が集い、とても良い雰囲気でワークショップは行われた。島外からの参加者は、地元の香川県は坂出市、高松市、丸亀市、さらには小豆島、そして県外からは、愛媛県、岡山県 (続きを読む

そらあみツアー〈岩黒島〉。人が寄るとうれしい。

沙弥島滞在10日目。今日は岩黒島で〈そらあみツアー〉が開催された。〈そらあみツアー〉は今回初めての試み。今年の作品タイトルは「そらあみ〈島巡り〉」。副題の〈島巡り〉に込めた一つの要素に、このツアーがある。単純な話で、3年前、自分はこの〈そらあみ〉を通して、編むことをきっかけに島の人と出会い、言葉を交 (続きを読む

櫃石島、編みはじめ。漁師から日当の請求。

沙弥島滞在7日目。今日は櫃石島での編みはじめ。櫃石島は若い漁師さんが多い活気のある島。香川県である与島五島の中では最も北に位置し、買い物などの生活圏はほぼ岡山県側で、言葉も岡山の影響が強い。漁で獲れた魚の水揚げも岡山県の市場に水揚げする。   3年前の〈そらあみ〉では、漁師の洗礼的な経験を (続きを読む

岩黒島、編みはじめ。漁網が編めるJK

沙弥島滞在5日目。今日からいよいよ本格的に〈そらあみ〉の制作がスタート。まず一発目のワークショップは岩黒島。13時に岩黒島公民館に到着。やはり最初は緊張する。みなさん編みに来てくれるだろうか、、、。   公民館前の通りには、ちらほらと人の姿があった。   五十嵐(あ!あの乳母車( (続きを読む

瀬戸内国際芸術祭2016に向けて、3年ぶりに再び沙弥島入り

沙弥島滞在1日目。瀬戸内国際芸術祭2016に参加するため再び瀬戸内海へやってきた。前回は、ちょうど3年前の2013年、春会期に沙弥島に〈そらあみ〉を出品した。与島諸島(沙弥島・瀬居島・与島・岩黒島・櫃石島)の130人の漁師と一緒に編んだ色鮮やかな網が瀬戸内の空に上がり、捉えた風景は今も鮮明に覚えてい (続きを読む

〈そらあみ-氷見-〉アートプロジェクトの成長

魚々座(ととざ)9日目。今日は〈そらあみ-氷見-〉のお披露目の日。昨日から続いた吹雪が止み、奇跡的な天候に恵まれ、富山湾に面した比美乃江公園に設置された〈そらあみ-氷見-〉は、白銀の世界の中、氷見漁港、唐島、遠く水平線のむこうに立山連峰という、まさに氷見らしい風景を捉えた。   〈そらあみ (続きを読む

漁師が編んだセーター

そらあみ17日目。今日は11人で編んだ。昨日に引き続き反物状に細長く編み上がった網の隣同士をつないで大きな1枚の網に仕上げていった。10目であるはずの場所が9目だったり11目だったりと、途中何度も直しながら少しずつ丁寧に進めた。   おいちゃん「ほれ。やっぱ、この辺りは最初の頃やから、分か (続きを読む

氷見漁協青年部、先生との再会

そらあみ16日目。今日は20人で編んだ。   そして今日は、氷見漁協青年部の皆さんが編みに来てくれた。氷見入りして間もなく氷見漁協にご挨拶に伺い、どこかのタイミングで若手の漁師さんにも参加していただけたら嬉しいです。と、氷見漁協で青年部の取りまとめをされている穴倉さんに相談させてもらってい (続きを読む

千鳥(ちどり)を習う

14日目。今日は15人で編んだ。一日中雨の降り続く寒い日だった。   今日は嬉しい訪問者が来てくれた。   ワークショップの初日に指導役として来てくれた日東製網の坪内さんだ。日東製網は一言で言うと網のトップメーカーで、氷見の定置網も日東製網のものがほとんどだそうだ。坪内さんはその (続きを読む

暮らしの中に早くも定着しつつある

そらあみ3日目。今日は17人で編んだ。最年少参加者は小学2年生。   ヒミングアートセンターは月曜日が定休日となっているため、昨日はワークショップもお休み。「そらあみ-氷見-」としては、火曜日の今日がはじめて迎える平日開催となった。   平日の13時〜16時。普通に考えたらなかな (続きを読む