日本VSコートジボアール

ブラジル13日目。いよいよ日本代表の初戦であるコートジボアール戦の日を迎えた。キックオフは何と22時。試合が終わってスタジアムから出るのは24時を回るだろう。22時にキックオフするのはブラジルワールドカップ全試合の中でこの試合のみ。なんでこんな遅い時間にやるのか?それはおそらく日本での視聴率が欲しい放送局と、放送権の販売を行うFIFAの交渉結果なのだろう。日本時間ならキックオフは朝10時。しかも日曜日。みんなが見やすい時間帯である。

 

19時頃、スタジアムの最寄り駅に到着。ここからは送迎バスで向かい、最後はけっこう歩いてスタジアムに到着する。途中は地元ブラジルはもちろん対戦相手のコートジボアールなど世界中の人と写真を撮ったり交流があちこちで行われている。

 

そしてそして、とうとうここまでやってきました。アリーナペルナンブコ!!!スタジアムには4万人以上の人が集まった。日本人もけっこう来ていて5000人くらいは来ていた。あとはコートジボアール人が少しと、ほとんどはブラジル人。ブラジル人の多くは日本を応援してくれた。中には頭に日の丸の入ったハチマキをしてくれるブラジル人、なぜかピカチュウの着ぐるみを着たブラジル人など、思い思いに日本を応援してくれた。が、結果1対3で日本の負け。日本から30〜40時間かけて来た人は、雨の中みんな応援したし、きっと日本でもたくさんの人が応援してくれたに違いない。しかしサッカーは難しい。

 

スタジアムからの帰り道、体はびしょ濡れ、足はドロドロになりながら移動し、大残念会の会場に到着したのは1時半をまわっていた。それでも、お店には人がやってきて、結局朝4時くらいまでみんなで飲んで解散。日本に帰る人はナタルのギリシャ戦に向かう人にそれぞれ想いを託す。

 

ビーチサイドのお店を出た時には辺りは明るくなってきていた。そんな時間にビーチでボールを蹴っているブラジル人の姿があった。おいおい、こんな時間でもサッカーしてるのか、、、。これはブラジルがサッカーが強いわけである。

 

日本代表は今日レシフェで負けてしまったけれど、このレシフェでの負けがいつか日本がワールドカップで優勝するための一歩とするために、我々はこのままレシフェで終わるわけにはいかない。と、そんなこんなで結局そこに残ったはじめて会う人達も含む7〜8人でそのまま朝日が上がるまでビーチサッカーをした。

 

そして思った。やはりサッカーは楽しい。ボール1つですぐにできる。そして友達ができる。言葉だけでない対話ができる。

 

しかし、まさか徹夜でそのままビーチサッカーをするとは、、、。ブラジルという地がそうさせるのかもしれない。

 

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アリーナペルナンブコ近くの駅にて。ブラジル人とコートジボアール人と日本人。

 

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アリーナペルナンブコで偶然再会した友人と日比野さん。頭のパラソルはペルナンブコ州のお祭りで使うアイテムです。

 

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やって来ました!アリーナペルナンブコ!!!

 

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コートジボアールサポーターはぶっ飛んでましたー!このあと警備員に連れて行かれます。

 

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会場全体で、ど迫力のウエーブ→ドログバ投入の流れで会場の空気感が一変しました。