岩黒島の〈そらあみ〉完成。橋の上で泣きます。

沙弥島滞在24日目。岩黒島の〈そらあみ〉が完成した。

 

10時に島に着くと、もうすでに、みなさんそろって編んでいるではないか!!!

 

五十嵐「おはようございます!早いですね。何時からはじめられたんですか?」

自治会長「はようからやっとるで、年寄り衆は8時すぎには寄って編んどったわ」

五十嵐「8時ですか!それは早い!確かに今集まった雰囲気ではないですもんね。ありがとうございます!」

 

さっそく合流して編んでいると、炊事場からお母さんたちの声が聞こえてきた。それがまた、とっても良く通る声なのだ。あの声を聞くと、岩黒島にいるなぁという気分になる。

 

すると、しばらくしてカレーの匂いが漂ってきた。もしかして、今日はカレー?昨日は茶粥をいただき、今日はカレーと2日連続で、お昼をみんなで美味しくいただいた。心から感謝である。

 

網は午前中でほぼ編み上がり、午後に仕上げをして、岩黒島の空に掲げた。しばし、島のみんなで眺める。

 

「ほう。やっぱりこうして空に上げるときれいなもんやのう」

「編んでる時とずいぶんまた見えかたが違うのう。ええのう」

 

「おい。ここ編んだの誰や?穴が空いとるぞ(笑)」

「ちょっと誰や〜。うち知らんで〜(笑)」

「その穴やったら、鯛(たい)やったら抜けて逃げてまうぞ(笑)」

「鯛は目が、たいがいええからのう」

「本当ですか?」

「そうや。こんくらいの穴があったらな。あいつらはな、そこを見つけて、しゅっと、抜けてしまうんや」

 

「でも、まぁ、あとは上手いこと編めたな。3年前よりも上出来や!」

「なんか、編んで終えてしまうと寂しくなるなぁ。五十嵐さんともこれでまた会えんやろ」

「ほんと寂しくなりますね。また何か理由をつくって来ます」

「いくろ(岩黒)のこと忘れんでな。また、いつでもおいで」

「………」

「はい。ありがとうございます。茶粥もカレーも美味しかったです!また来ます!」

「泣かんでええよ(笑)」

「はい。橋の上で泣きます(笑)」

「よう言うわ〜(笑)」

「では!いったん帰ります!ありがとうございました!!!」

 

また会いたい。その気持ちが自分を動かす1つの原動力になっていることは間違いない。それと、また食べたい。も、自分の中で大事である(笑)。もちろん岩黒島のみんなで寄って食べたいのである。

 

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10時に島に着いたら、もうすでにみなさんそろって編んでくれておりました!

 

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今日はカレー。そして、イイダコの煮付け。また食べたい!

 

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家族のように受け入れてくれる岩黒島。

 

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一枚の網に徐々に仕上がっていきます。

 

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ここがつながったら完成です!

 

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カレーを作った時の鍋と〈岩黒島〉のそらあみ。そのむこうに島のみなさん。実に岩黒島らしい風景。

 

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みんなで記念写真!

 

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おい!ここに大きな穴が空いとるぞ(笑)