東京都美術館5日目。TURNフェス2日目。
ここは美術館ではあるが、行われていることは、展覧会ではなくフェスである。
それぞれのアーティストが自分のつくった空間におり、ライブでその場を運営し、オンゴーイングで場作りしている。
壁の向こうの盛り上がりを感じたりする。
美術関係者から、「この展覧会が3日間だけなんて、もったいない!ふつうの美術館だったら1ヶ月まわせるよ。」とありがたい言葉が多くあったが、ライブをしている当事者たちからしたら、「3日間だからできるんです。それ以上は心身ともに無理です」との声があがる。
まさにフェスである。
お母さんとお父さんと娘で糸巻きしてみる。
一人で糸巻きしてみる。
TURNの各作家と交流施設のトークセッションも水平線の下で行われた。
新しい価値観へダイブし、その中で過ごす人たちが透過して見える。
糸が揺れると、水面のように世界が揺らぐ。