くすかき十二日目。みんな来てるかなぁ。

くすかき十二日目。今朝の気温14度。天候は曇り時々雨。開催か中止か判断に悩む朝だった。そんな時は現場に行くしかない。朝6:00の天神広場へ行ってみると昨夜からの雨は止んでいて、樟の木の下の地面には水たまりもなく、試しに少しだけ葉っぱを掻いてみたら、多少の砂は葉っぱについてしまうが、どうにかできそうだったので決行の判断をした。きっとみんな今朝は〈くすかき〉があるかないか悩んだに違いない。それでも、6:30からの〈朝のくすかき〉には大人7名、子供3名、合計10名が集った。

 

今日みたいな朝は、人数はどうしても少なくなってしまうが、逆に会えたときの嬉しさが倍増する。足を運んでくれた中学生に話を聞くと「みんな来てるかなぁ?って弟と話をしながら来ました。そしたら、来てみたらやってたから」と、はにかんだ笑顔を見せてくれた。

 

そう。〈くすかき〉には、朝に会えるというなんとも言えない喜びがあるのだ。毎朝会うこの〈くすかき〉のコミュニティは、仕事も学校も世代も地域もいろいろな人たちで構成されていて、朝のくすかきを終えたら、「いってらっしゃい」で送り出され、それぞれ学校や会社といった別々のコミュニティへと旅立っていく。

 

誰かに会えるかもしれない。きっと誰かが来てるだろう。そう、子供の頃に誰とも約束せずに一人で空き地や公園へ行った時のあの感覚である。人に会ってうれしい気持ちになれるのもまた〈くすかき〉の魅力なのだろう。

 

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昨夜の雨で大量の落ち葉。掻き山も雨の重みで沈んでいるように見える。

 

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今日は、シャカシャカ(篩/ふるい)フル稼働です。

 

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若葉はまだ柔らかいので雨に濡れて下を向いていました。

 

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朝のくすかき終了後、また雨が降って来ました。