くすかき七日目。大量の落ち葉と新芽の皮。

くすかき七日目。6:30〜〈日々のくすかき〉(参加者32人)。昨日の大雨で一気に大量の葉が落ちた。地面は樟葉で埋まっており正に落ち葉の絨毯。

 

そして今朝から〈新芽の皮〉が落ち始めた。新芽の皮は新芽を包んでいる白い薄皮のようなもので、これが落ちてくると、いよいよ樟若葉が開きはじめる。

 

最初は白くフニャフニャの若葉が、やがて薄い黄緑色になり、張りが出てくると徐々に緑が濃くなっていき、3週間後の会期最終日頃には、初夏の青空に燃えるような緑色となり天に広がる。その青空と樟若葉の色のコントラストは眩しいほど強く、樟の杜は生命の輝きで満ちる。新芽の皮が落ちはじめた今日がその最初の一歩とも言える。

 

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会場向かって右の樟葉は黄色いが、、、

 

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会場向かって左の樟葉は赤い。木によって特徴があるのも樟の面白いところ。他にも葉が大きかったり、丸かったり、長かったり、もっと真っ赤だったりと木によって葉っぱの特徴が違う。

 

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新芽の皮。一昨日は全く落ちていなくて、昨日は雨で、正に今日から登場。

 

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大量の落ち葉で掻き山は大きく急成長。