くすかき十七日目。くすの木にはそれぞれ性格がある。

くすかき十七日目。6:30〜〈日々のくすかき〉(参加者29人)。10:00-16:00〈山かげ亭での制作〉(参加者9人)。最低気温12度、最高気温24度。

 

樟の木の一本一本に個体差がある。個体差と言うより、性格の違いと言った方がしっくりくる。観察をしていると木によって落とす葉の色や形の違いがあることに気づく。

 

そして14年目と17日目の今日、新たに気がついたことがある。それは、葉っぱを落とすタイミングも、一本一本違うのだ。早く落とす木もあれば、ゆっくりな木もある。ほぼ気温や風、日照時間、同じ自然条件でも違っている。いったいなぜだろう?それはまるで性格の違いのようである。

 

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奥の樟はほぼ若葉に入れ代わった。すぐとなりの手前の樟はまだ若葉も小さく、これから落ちてくる葉がたくさんついている。

 

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通学前の〈くすかき〉。

 

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人にも性格があるように、樟にも性格がある。

 

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芳樟袋に入れる樟の葉。天満宮幼稚園前が適したサイズのものが多い。

 

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境内最高齢、樹齢1500年の大樟はもう花芽が出ている。