くすかき十九日目。6:30〜〈日々のくすかき〉(参加者36人)。10:00-16:00〈山かげ亭での制作〉(参加者3人)。最低気温6度、最高気温24度。冷え込んだ朝。かなり寒く感じた。
寒いと体は縮こまる。それでも感覚は若葉のように開いていく。ここは人の五感を開く土地。
自分は2006年に太宰府に出会った。その前の年、2005年は太平洋航海をしており海の上にいた。水平線だけが広がる世界にいると、刺激が少ないせいか人の感覚は開いていく。逆に都市部に行くと開いたままの感覚でいると強すぎる刺激に耐えられないため、無意識で感覚を閉じていることを知った。自分を守るために身体が自然と行っていることなど、それまで知る由もなかった。
朝の境内にいると海の上を思い出す。古代、油分が多く水をはじき虫がつきにくい特性から樟が丸木舟として大陸行き交っていたからだろうか。神道に於いて、神様が天上と地上を行き来する時に乗られた鳥磐櫲樟船櫲(とりのいわくすふね)だからだろうか。樟はまるで船のようだ。
ここは人の五感を開く土地。朝の光に包まれ、静寂の中、若葉が風で揺れる音がしている。
朝6:30。気温6度の半ズボンコンビ。6:20に目が覚めて走って来たとのこと。ふくらはぎに若さが弾けている。
今までで一番うまくできたかも!とのこと
朝の光に包まれ、静寂の中、若葉が風で揺れる音がしている。
軍手を洗って干していると、まだ終わっていないのにすでに来年をイメージしている。
昇華で現れた樟脳の結晶。今年一番大きい結晶とのことです。葉脈みたいです。