櫃石島の〈そらあみ〉完成。漁師の力。

沙弥島滞在22日目。今日、櫃石島の〈そらあみ〉は完成した。櫃石島は若い漁師さんも多い活気のある島。ゆえに毎日の漁や消防団の集まりなど若い漁師さんは忙しい。   漁師「これ、今日で仕上げるん?無理やろ。おれ、そない暇やないで」   そんな雰囲気ではじまった櫃石島での最終日。結局午後 (続きを読む

Jangada de Vela(ジャンガダ デ ベッラ)

ブラジル16日目。ナタルツアー2日目。午前中はPorto de Galinhas(ポルト デ ガリーニャス)の海で過ごす。午後から移動し、Recife(レシフェ)からNatal(ナタル)まで、約400㎞の中間地点であるJoao Pessoa(ジョアン ペソア)まで移動。夜に到着。海沿いの良い感じのホ (続きを読む

船に乗って海へ出る

ブラジル9日目。3日間の漁師弟子入り体験2日目。昨日は早く寝たので朝5時半に目が覚めた。寝相が悪いので包まったシーツは剥がれ体の各所が蚊の餌食になっていた。珍しい日本人の血は旨いのだろう。もぞもぞと部屋から出てくると「YASU」と太くやさしい声が聞こえた。フェルナンドはもう起きていたようだ。日本もそ (続きを読む

アートプロジェクトのスイッチ

沙弥島滞在4日目。8:40に坂出市役所に集合。役所の谷久さん・山家さん、アートフロントギャラリーの大木さん、プロジェクトスタッフの塩野谷くん・飯高さん、そして自分を合わせた6人で、櫃石島→岩黒島→与島→瀬居島の順番で島を巡った。目的は各島の自治会長さんへの挨拶と、網を編む初日となる日取りを決めるため (続きを読む

お知らせ!水と土の芸術祭2012 連続シンポジウム番外編「海から川へ鮭と船が運んだもの-信濃川遡上2012-」

開港都市にいがた 水と土の芸術祭2012 連続シンポジウム番外編 海から川へ鮭と船が運んだもの ―― 信濃川遡上2012 ―― 海をわたって港から港へ。さらに山間部をめざして信濃川を遡上…。オリジナルの船で舞鶴から新潟まで、各地をつなぎ航海するプロジェクト『種は船』の船長をつとめる五十嵐靖晃さん。そ (続きを読む

台風時のみ出会う風景

今朝5時の三宅島到着の船で、サポートスタッフの塩野谷くんがやってきた。前日の三宅島入りを予定していたが、台風の影響で欠航し、一晩待機し、今朝となった。そして、今夜出発し明日到着予定の船は、次なる台風の接近で欠航が決まっている。塩野谷くんは台風と台風の間に唯一出港した船に乗り、ピンポイントで島に到着し (続きを読む

島の時間を区切る船

今日は日曜日ということもあり、そらあみづくり体験講座への参加者が多い1日だった。午前中は島外からきた観光客、午後は島内に住む住民といった参加者の顔ぶれだった。午前と午後、なぜこのような人の流れになったのかと考える。   島の時間軸を区切る存在は船(定期便)である。船は基本的に毎日同じ時間に (続きを読む

“そらあみ”を介して場を開く

今日で三宅島滞在(全20日間)の折り返し日。10月1日に東京を出港し、2日に三宅島入り、“そらあみ”は21日の完成を目指している。そして翌日22日には島を離れる予定である。残り10日。なんだか焦りがある。網を完成させる焦りではなく、島の人と向き合えているのか、そらあみを見てもらえるのか、関わってもら (続きを読む

船上プレゼンでの出会い

今朝の早朝5:00に三宅島に到着したので、滞在先である阿古地区にある三宅島大学本校舎(御蔵島会館)で仮眠をとった。   阿古地区は村役場もあり三宅島の中心地である。御蔵島会館は、隣の島である御蔵島の高校生が三宅島の高校に通っていた頃に学生寮として機能していたそうである。施設はまだきれいで贅 (続きを読む

三宅島入り

22:20竹芝桟橋発の東海汽船に単身乗り込み三宅島へ向かう。昨夜、関東地方を通過した台風17号の影響による余波が心配だったが定刻通り出港した。到着予定時刻は翌日の早朝5:00。船中泊である。乗船者は少なく指定されたベッドのまわりは空いており、どの乗船客も暗黙の了解で指定番号を無視して、適度に距離をと (続きを読む