東京都美術館2日目。TURNフェス展示設営2日目。9:30〜17:30まで、ひたすら糸を張った1日だった。藍染した糸を壁から壁まで8m間隔ある展示空間を結ぶように2㎝ピッチで設置していく。1.5m進むのに約1時間かかる。藍染した糸で少しずつ水平線を描き出していった。それはまるで、空間に青い色鉛筆で線を描いて色を重ねていくような仕事だった。
La Manoのみんなと一緒に藍染した糸。La Manoの宇佐美くんが糸巻きしてくれ、糸玉になりました。色も形も美しい。
さて、この空間に糸を張って水平線を描き出します。
糸を張る高さは約2mの位置。
先は長い…
ひと結び、ひと結び…
空間の奥から手前に向かって、藍色の色鉛筆を塗っているような感覚になります。次は薄い藍にしよう。その次は白を入れて、その手前は濃い藍を入れてみようか…
水平線を一本ずつ足して、徐々に海面が現れてきました。
藍の糸で描く水平線。