くすかき10日目。朝6時快晴。10時に雨がぱらつき。昼過ぎから大雨になった。日々のくすかきは、朝はいつもどおり行い。夕方は中止となった。
くすかきには、毎日来ることの楽しみとして、くすかきカードのスタンプ集めがある。ラジオ体操と同じような感じで、くすかきしに来た日にはスタンプを押してもらえる。このくすかきカードのデザインが今年は非常に良い。
デザインしたのは、小学校6年生の米湊咲希さん。ここ数年、毎年積極的にくすかきに参加している1人。去年も本人の希望で彼女がデザインしたのだが、それは以前にスタッフが作ったものを踏襲した形であった。しかし、今回は完全にオリジナル。
カードの形状は樟の木の形をしており、中に日にちが反時計回りに記してある。そして、スタンプは樟の葉っぱ。毎日来ると、樟の木型のカードの中に徐々に葉っぱが増えていくつくりになっている。
しかも、その葉っぱスタンプの色が黄緑色なので、増えていく姿はまさに樟若葉の芽吹きと連動しているかのように感じられる。自分がくすかきに来ることによって、境内の樟と同じように、自分のくすかきカードの若葉が日々芽吹いていくのが、見え方がどんどん変わっていき、とても楽しい。
結果、子供達がはもちろん、大人のあいだでも、モチベーション維持のための重要なアイテムとなり、集めている人も少なくない。ちなみに自分も集めている。
昨年は最終日のくすのかきあげ後の直会で、たくさん集めた人トップ3名に美味しい商品が授与された。当然今年もトップの座を狙っている人は多い。
全ての会期が終わる頃、くすかきカードは若葉にすっかり変わっているだろう。
今年は新たな楽しみができた。
しかし、小学校6年生で、みんなを楽しませるこのアイデアとデザイン力、、、将来が楽しみな才能である。
今朝も連続スタイルでくすかき。
日に日にチームワークが良くなっていきます。
くすかきカードと樟の杜。共に若葉芽吹く。
大きな落ち葉の山に足を止め、くすかきの立て看板を読んで、そのまま樟若葉を見上げる方がたくさんいます。
夕方は大雨。境内は川のようです。
掻き山も濡れて、しぼんで見えます。
落ち葉もこのとおり。これでくすかきすると、葉に砂が付いてしまうのです。