くすかき3日目。太宰府小学校プレゼンに向けて打ち合せ。

くすかき3日目。6時半から朝のくすかき。日中は滞在先の山かげ亭で事務作業し、15時から打合せ。16時半から夕方のくすかき。といった1日だった。

 

15時〜の主な打合せの相手は、太宰府小学校のこの春6年生になる3人。3人とも、くすかきにここ数年、毎年参加している。

 

なぜ彼らと打合せをするかというと、こんど太宰府小学校で、全校生徒に向けて、30分という時間をいただき、くすかきを紹介することになったからである。

 

ことの発端は、彼ら3人が、くすかきに参加する人をもっと増やすにはどうしたらいいか?ということを自分たちで考え、なんと、校長室へ行き、校長先生にみんなに向かって、くすかきを紹介する機会をもらえないか?という交渉を行ったのだそうだ。

 

すると、太宰府小学校の校長先生は、「みんなが太宰府のことが好きになるのならよいよ」と、許可をくれたのだそうだ。

 

しかも、彼らのすごいところは、そこで校長先生の都合を聞き、日程まで調整し4月13日、14日、15日のどれかに絞り込み、さらには30分というプレゼン時間を確保してきた。

 

その上、その30分は、最初の10分は自分たち3人からそれぞれに、くすかきについて自分の言葉で紹介。間の10分は、DVDで去年の様子を再生。最後の10分は、会期中で太宰府入りしている五十嵐をゲストに招いて直接生徒たちに声がけをするという提案まであった。そこらへんのマネージャーよりも仕事ができる!

 

しかしながら、何より嬉しかったのは、彼らが自分たちで考え行動したということである。

 

くすかきが自分ごとになっているということである。個人的には、彼らが彼ら自身の言葉で、どのようにくすかきについて話をして、学校のみんなに紹介するのか?その部分に非常に興味がある。

 

7回目を迎えたくすかきは、太宰府という地域に対して、こんな新しい展開を迎えている。土地に根ざしてきた揺るぎない証拠の一つである。

 

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朝、境内に着くと、今日もたくさんの落ち葉。

 

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友人を連れて来てくれました。2人は今年新一年生になります。

 

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友人と共に樟の葉っぱを砂やゴミから分別。

 

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葉っぱを集めはじめてから、今日でまだ2日目にもかかわらず、掻き山はもうこんなに大きく成長しました。