Cerrito Azul交流14日目。今日は「小さい糸巻き」を行った。これまでは全員が輪になって、1つの綛糸を大きな糸玉(約直径15㎝)にするというアクティビティだったが、今日からは1人が1つずつ小さな糸玉(約直径4㎝)をつくるというものに新たに挑戦した。
これまで糸玉を巻いてきた経験があるため、細かい指先の糸仕事にも慣れ、みんな自然と糸玉づくりがスタートした。
面白いのは、できあがる糸玉の形が一人一人違うということ。
強く巻く人、優しく巻く人、手の動かし方、筋力、器用さ、集中力、慣れ、などなど、個人差がそのまま巻かれた糸玉の形となって表れる。
もちろん一見しただけではただの糸玉ではある。しかし、よく見ると、形も硬さも巻き方も違う。
糸巻きは、紙に線を描くのと似ている。白い紙に筆跡という手跡が残るように、糸玉という形になって巻かれた糸に手跡が残る。糸とは、さわることができる線である。
描かれる絵が一人一人違うように、巻かれる糸玉も一人一人違う。
絵の描き方が違うように、糸玉の巻き方も違う。
それぞれに自分の糸玉を巻いてみる。
みんなで巻いた大きな糸玉。自分で巻いた小さな糸玉。
集中しています。
出来上がった糸玉を手渡してくれたホルヘ。それぞれの達成感と、できあがる回数が増えるという楽しさもある。