くすかき九日目。気持ちの良い晴れ。夕方からは冷たい風が吹き冷え込んだ。6:30〜朝のくすかきは大人21名、子供10名の合計31名。10:00〜15:00のくすのこうたきには大人10名、子供7名の合計17名の参加。16:00〜夕方のくすかきには大人13名、子供13名の合計26名が参加。
昨日の夕方のくすかきで一枚の葉っぱも残らず掻いたが、今朝、天神広場に到着すると一面に樟の葉の落葉がまるで絨毯のように広がっていた。そこには樟若葉の新芽を包む薄皮も一緒にたくさん落ちており、昨夜から今朝にかけて一斉に若葉が開いたことを示していた。
今年のくすかき会期は樟の落葉時期とタイミングがドンピシャに合っている。4月1日の初日は、まだほとんど落葉がなかったが、この一週間で完全に落葉がはじまり、その最初の落葉ピークの瞬間であり、若葉が開いた瞬間が昨夜だったというわけだ。
6:30太宰府天満宮にて。樟の葉の絨毯。
白く花びらのように見えるのが、樟若葉の新芽を包む薄皮です。
6:30〜朝のくすかきの風景。大人21名、子供10名。やはり、くすかきは朝が人気ですし、おすすめです。
昨夜から今朝にかけて開いた樟若葉。まだ白く光りが透けて輝いて見えます。
7:00すぎ。朝日が山のむこうから登って樟の木洩れ陽が境内に映ります。
山かげ亭の桜も満開になりました。
毎春迎えてくれる山かげ亭の桜。もうすぐうぐいすがやってきます。最初は鳴き声が下手で、徐々に上手になっていきます。それも楽しみの一つです。
今朝、回収した樟脳。昨日のくすのこうたきで水蒸気蒸留したものです。
竹パンを焼いています。
鬼すべ堂のくすのこうたき、水蒸気蒸留装置前にて。
夕方のくすかき終了後、独楽(こま)まわしがはじまりました。ケンカ独楽です。
今日収穫した樟脳を保管用の瓶に移しかえます。元気な笑顔と同じくらい真剣な表情も良いものです。