くすかき十六日目。今日は日曜日。朝のくすかきは雨のため中止。10時からのくすのこうたき(土日のみ)には大人14名、子供6名の合計20名。16時からの夕方のくすかき(土日のみ)は大人11名、子供14名の合計25名が集った。
朝目覚めると、雨音が聞こえていた。予報では7時頃には止むと出ている。朝のくすかきを中止するかどうか、判断が難しい。判断するポイントは葉っぱを掻いた時に泥が混ざるかどうかという点。ざんざん降りの雨なら判断を悩むこともないが、今朝のような雨は実際に現場に行って地面を見てみるしかない。
朝5:21天神広場に到着。小雨が降っている。辺りはまだ夜の暗さに包まれている。普段くすかきをしているあたりに目をやると、地面にいくつもの光る点を見た。まるで夜空の星のようだった。
よく見ると、樟の落ち葉が雨に濡れ、それに街灯の光が当たって反射していたのだとわかった。
雨の朝にこんな風景との出会いがあるなんて。やっぱり、そこに行ってみないと出会えないものがある。身体をさらすことで発見するものがある。
地面に広がる星空をしばらく眺めていた。
朝5:21楼門前。地面で光る葉っぱの様子は暗すぎて写真に収めることができなかった。
昨日、水蒸気蒸留した樟脳の回収。今年4回目の樟脳回収は結晶の粒が大きい!
粒が大きいと落としやすく回収が難しいとのこと。集中して作業しています。
今年最後のくすのこうたき(水蒸気蒸留)。これで5回目です。回収用タンクに水をかけて冷却中。
空き時間にタケノコ掘り。大中小に極小まで。
今年最後の薪割り。残りの薪を全て割っています。疲れ知らずの中学生。本当に頼もしい。
砕けた葉っぱなど、細かなものも全てきれいに掃除して、燃やして終わります。
夕方のくすかき。天気は午後には完全に回復し、半袖で過ごすような暖かい日差しとなりました。
最後は地面に縞模様を入れて仕上げです。
回廊の白と赤と黒。樟若葉の緑。空の青。春色のコントラスト。そしてくすかき参加カードを首から下げたまま、満面の笑みでピース。