太宰府滞在27日目。くすかき13日目。晴のち雨。
6時半からの早朝くすかき。やはり早朝は気持がいい。
早朝の太宰府天満宮は人の気配がなく、“観光地”ではなく“聖地”としての姿を見せてくれる。
樟の杜の隙間からの朝日の木洩れ陽は境内を金色に輝かせる。
気が付くと、しばらく眺めていた。
胸いっぱいに空気を吸い込むと、身体が喜んでいるのが分かる。
自分が今いる場所が、これまでとこれから、ずっと受け継がれていくのだと感じさせてくれる。
遥かな人の系譜の中に自分がいることを気づかせてくれる。
さあ、くすかきしよう。
枝が落ちはじめたら、落葉の終わりが近づいている証拠です。
聖地としての時間に三人の少年が樟の葉を掻いている。彼らの未来であり過去である。
聖地としての時間に三人の男性が樟の葉を掻いている。彼らの未来であり過去である。
樟の葉の表面に浮かんだ朝露に朝日が乱反射してキラキラと輝いて見える。これも早朝だけ出会える風景。
京都の舞鶴から大工であり、木工作家であり、喫茶店のオーナーで元寿司職人の田中さんが奥さんと2人で来てくれました。迷いなく薪を焼べて楽しんでくれました(笑)