南極初上陸

昨日、3月20日に風の影響で波が高く接岸が難しくなったため上陸を断念したDeteille Islandから北へ一晩移動し(全体の航路としては最初に南の一番奥まで船で行き、徐々にウシュアイアに向かって北上して戻っていく)、本日3月21日は午前と午後に、それぞれ2時間程度、合計2つのポイントに上陸した( (続きを読む

言葉でなく存在感を伝える男

10時から南極ビエンナーレコミッショナーのアーティスト、アレキサンダー・ポノマリョフのプレゼンテーションを聞く。これまでの実現したもの、これから実現したいもの、いずれにせよ彼のスケールの大きなプロジェクトは突き抜けている。それは彼の存在感であり、人間力と同様である。   彼の母国語はロシア (続きを読む

レクチャーの日

今日は朝食後に午前中を丸々使って、南極に上陸するにあたっての2つのレクチャーがあった。1つは、南極の歴史や環境保護や野生動物との距離やトイレなどについてのレクチャーで、もう1つは、ゾディアックと呼ばれる南極に渡るゴムボートの乗り方や身につける装備品やライフラインに関するレクチャーが開かれた。夕方から (続きを読む

うねりの力、眠る力。

朝食会場でポノマリョフが嬉しそうに言う。ロシア語だったので正確には分からなかったが、「うねりの世界へようこそ(笑)」といった感じだった。昨夜から今朝にかけてのあいだに外洋に出たようで、船が常に大きく揺れるようになった。   カーテンが勝手にレールを行ったりきたり、棚の上のものは常にゆっくり (続きを読む

出港。カザフスタン出身の船大工アリミルさん

現在の時刻は日付が変わって3月18日午前1時半。カーテンや吊るした洗濯物がゆったりと一定のリズムで揺れている。1時をまわったころから船の振幅が大きくなってきた。そろそろ外洋に出たのだろう。   出港したのは3月17日の18時すぎ。その時ラウンジには南極ビエンナーレ関係者全員が集い、皆でウシ (続きを読む