会場の模様替え

そらあみ6日目。今日は10人で編んだ。   《そらあみ》で網を編む時はできるだけ多くの人が参加できるように、1人1人が反物状に細長く編み、最後に隣同士をつなぎ合わせて大きな1枚の網にする。   今回の完成サイズは高さ3m×幅15m。編むスピードが早いのでこれを2枚分制作することに (続きを読む

堀埜家の石蔵で編むということ

そらあみ5日目。今日は13人で編んだ。   「そらあみ−氷見−」が行われているヒミングアートセンターは堀埜(ほりの)家の石蔵をリノベーションしてつくられた空間である。   富山県氷見市の上庄川の河口に、赤く錆びた鉄板に覆われた風情のある雰囲気の建物がある。それが堀埜家の築100年 (続きを読む

とにかく勢いがある

そらあみ4日目。今日は10人で編んだ。   平日に関わらず、今日も参加者が多かった。とにかく勢いがある。このままでいくとあっというまに、予定していたサイズの網が編み上がってしまいそうである。   皆勤賞で毎日来てくれるおじちゃん数名や、お友達にたくさん声がけしてくれるおばちゃん達 (続きを読む

暮らしの中に早くも定着しつつある

そらあみ3日目。今日は17人で編んだ。最年少参加者は小学2年生。   ヒミングアートセンターは月曜日が定休日となっているため、昨日はワークショップもお休み。「そらあみ-氷見-」としては、火曜日の今日がはじめて迎える平日開催となった。   平日の13時〜16時。普通に考えたらなかな (続きを読む

元漁業科の先生

そらあみ2日目。今日は日曜日ということもあり遠方からの参加者も多く、氷見から18人。新潟から4人。長野から9人。合計31人で編んだ。   昨日の初日も参加してくれた氷見高校から、また別の生徒2人が編みに来てくれた。もちろん網を編むのは初めて。その2人に、とっても上手に編み方を教えている人が (続きを読む

初日は大盛況で大漁鍋

そらあみ1日目。今日、初日に編んだ人はなんと30人。ただ見学に来た人も数えれば来場者数はもう少し多くなるだろう。想定以上の人数でヒミングアートセンターが賑わった。   集った人は、日東製網、漁師、親子、高校生、大学生、商工会議所青年部、地元のおじちゃん、地元のおばちゃん、そしてヒミングスタ (続きを読む

番屋へ挨拶と場所づくり

今日は明日のワークショップ初日に参加してくれるという漁師さんに会いに行き、その後、ヒミングアートセンターで《そらあみ》のための会場設営を行った。   朝、目覚めると部屋の空気と自分の顔が冷たいのが分かる。下半身を布団に入れたまま石油ストーブのスイッチに手を伸ばす。スイッチ横に表示されていた (続きを読む

糸の染色

今日はヒミングアートセンターで《そらあみ》で編む糸の染色作業をした。   糸の素材はスパンナイロン。海力染料というナイロン系の染料を使って染める。大きな鍋にお湯を沸かして、染料を溶かし、その中に白い糸を入れて煮込んで染める。   《そらあみ》はいつも現地で染める。土地に入って印象 (続きを読む

起舟祭と朱塗りの大杯

富山県氷見市薮田村で行われた「起舟祭」に参加させてもらった。   起舟は、一般にはキシュウ、あるいはキッシュウとよび、元来は「舟起し」とも称される舟霊サマの祭りだったそうだ。現在は、2月11日(旧暦の1月11日)の漁業の事始めの日に際して、大漁を予祝し、豊漁と安全を祈る舟祝いの日となってい (続きを読む

雪の氷見入り

東京駅発の上越新幹線で越後湯沢駅へ、そこから北陸本線に乗り換えて高岡駅へ、最後に氷見線に乗って終点の氷見駅に到着。約5時間の移動。駅の外は見渡す限りの白銀の世界。抱えてきたダウンジャケットに迷わず袖を通した。   今日から3月15日までの約5週間氷見に滞在し、「そらあみ-氷見-」を行う。東 (続きを読む