くすかき17日目。昨夜から続く土砂降りの雨で今朝のくすかきは中止。夕方に雨は止んだが、境内が水浸しだったので夕方のくすかきも中止となった。
しかし、夕方に雨があがったので、いちおう境内へいくと、16時半になると、ちらほらとくすかきの仲間が集ってきた。
「今日、くすかきやると?」
「地面が濡れていて葉っぱが砂まみれになってしまうから今日は中止だな」
「…」
やることがない。
「せっかく集まったしなぁ。雨もちょうど止んだしなぁ。何かしようか?」
「散歩する?」
「いいね。じゃあ、くすかき散歩ということで、、、」
ということで、今日の夕方のくすかきは、「くすかき散歩」ということになった。
地元小学生の案内で太宰府天満宮の本殿でお参りし、その後、裏山にある天開稲荷社へ。20分ほどお散歩し、天神広場にもどって解散となった。
普段と違う時間の過ごし方はどこか特別だった。
雲が速く流れる雨上がりの夕方でした。
最終日のくすのかきあげまであと2日。明日は晴れだが明後日からまた崩れる予報。天気が気になる。
昨日は縞模様の波紋に浮いていた掻き山。今日は水たまりの波紋に浮いている。
ちょうどこのあたりに千年樟があった。地中に残った根っこが腐り、その形で地面がうっすらと沈み込み、雨が降ると根の形に水たまりができるのだが、雨水の流れが変わってきたのか、最近は少し見えづらい気がする。
水蒸気蒸留で取り出した樟脳を純度100%にするために昇華をしています。樟脳の結晶は何故か木とか葉っぱのような形をしています。
下から温め、気化した樟脳を氷水を張ったガラス皿の底で結晶化させます。余分なゴミは下に残ります。
くすかき散歩にて。地元小学生行きつけのイモリがいっぱいいるポイントを教えてもらいました。
純度100%の樟脳を入れて、樟香舟をつくります。