〈そらあみ-氷見-〉アートプロジェクトの成長

魚々座(ととざ)9日目。今日は〈そらあみ-氷見-〉のお披露目の日。昨日から続いた吹雪が止み、奇跡的な天候に恵まれ、富山湾に面した比美乃江公園に設置された〈そらあみ-氷見-〉は、白銀の世界の中、氷見漁港、唐島、遠く水平線のむこうに立山連峰という、まさに氷見らしい風景を捉えた。   〈そらあみ (続きを読む

雪中柱立て

魚々座(ととざ)8日目。 雪が降ったり止んだりを繰り返した1日だった。   明日は、いよいよ〈そらあみ〉のお披露目。今日は朝9時に魚々座に集合し、〈そらあみ〉を掲げる6メートルの柱を11本、展示場所となる魚々座からほど近い比美乃江公園の海沿いに立てた。   雪が降り、毛嵐(けあら (続きを読む

ガラス玉で物語る

魚々座(ととざ)7日目。一昨日積もった雪がまだ残っているが、道の真ん中から噴水のように吹き出す融雪水のおかげで道路は通ることができる。時折、雪がぱらつく1日だった。   今週末1月23日(土)に〈そらあみ〉をお披露目するので、制作時間は残すところ今日を含めて、あと2日。今日は12日から7日 (続きを読む

瞬く間に白銀の世界

魚々座(ととざ)6日目。昨夜はレジデンスの屋根が飛んでいったのではないかと思うくらいの強風で、一晩中何かが風に煽られぶつかる音と、時折、雷の音までゴロゴロと鳴る、落ち着きのない夜だった。今朝、魚々座に向かった9時すぎは一度、風も雨も止んだが、お昼前に突風が吹き、狂ったように雪が降ってきて、30分ほど (続きを読む

クレオソートをひたすら拭く

魚々座(ととざ)5日目。今日は1日雨。夕方からは天気が急変し、強風注意報が発令されるほど大荒れとなった。   ここ魚々座でのそらあみワークショップは通常13時〜16時ということになっているのだが、9時の開館から少しすると、もう編みに来ているではないか!10時前には、なんと3人が編んでいる。 (続きを読む

63年前の轆轤(ろくろ)

魚々座(ととざ)4日目。今日は“あいの風”の強い1日だった。あいの風は、日本海沿岸部で沖から吹く風の総称で、氷見では北東方向から吹く風をこう呼ぶ。岸から北東方向に富山湾が広がる氷見では、あいの風が吹くと海は荒れることになる。氷見漁港の敷地内に立つ魚々座からも波立つ海が見て取れた。   厳し (続きを読む

魚々座に復活!カブスと村張り。

魚々座(ととざ)3日目。今日も天気は雨が降ったり止んだりの繰り返し。これがある意味いつもの氷見らしい冬の天気ということ。でもまあ今年は雪が少ないそうだ。   土曜日ということもあり、魚々座は人が多く賑わいのある1日だった。人を集めた一番の理由は「カブス –氷見の海からはじまるWebマガジン (続きを読む

氷見の寒ブリ不漁

魚々座(ととざ)2日目。みぞれ混じりの雪が降る1日だった。氷見でのそらあみワークショップは、平日も休日も午後13時〜16時で行っている。今日は平日だったので施設への一般来場者も少ない。しかし、そんな中、今日は地元氷見の方々6人で3時間も編むことができた。この6人は去年から継続して参加してくれており、 (続きを読む

「そらあみ-氷見-」今年も編みます!

魚々座(ととざ)1日目。外は雪がぱらついている。しかし去年の2月に比べたら、今年の氷見はそれほど寒くないようだ。今からちょうど1年ほど前、オープンする「ひみ漁業交流館“魚々座”」に設置するための〈そらあみ〉を編みに氷見へ来ていた。   無事に完成した〈そらあみ〉は定置網をモチーフとした会場 (続きを読む

魚々座「そらあみ-氷見-」展示設営完了

魚々座入って右を向くと、そらあみを編めるスペース。左の大漁旗のところが受付。奥は海関係の本を集めた図書スペース。畳の乗ったバンコに座って本を読んだり、ゆっくりできます。   左には、木造和船のテント船。   館内奥に向かってどーんと定置網が広がります。魚の視点で館内を回遊。 &n (続きを読む