ブラジルで掲げた“そらあみ”の先に見えたもの

ブラジル33日目。ブラジルのビーチで“そらあみ”を掲げた。朝8時〜午後1時までの5時間限定。時間を限定したのは、どんどん風が強くなっていくのと、雨期による突然の雨を避けるためだった。サイズは幅5m×高さ3m程度。漁師町で過ごした約10日間の暮らしの中で編み上げたにしては上出来である。色はブラジル (続きを読む

“そらあみ”しながら、ブラジル人漁師と暮らす

ブラジル32日目。今日も丸1日、“そらあみ”しながら、ブラジル人漁師達と暮らした。大雨が降ったり、強烈な日差しが差したり、落ち着かないブラジルの雨期。ブラジル人漁師は言う「夏に来い。夏は最高だ。魚も多いし、美しい水着の女性も多い。がっはっは!!!(大笑い)」。今は冬(半袖短パンで過ごしているが、、、 (続きを読む

“暮らし”という現場

ブラジル31日目。今日は丸1日、飯を食って、酒を飲んで、網を編んでいた。   朝。朝と言ってもけっこう早くて、7時〜8時にエジウソンとジュリオとケウの3人が、それぞれ別のタイミングで訪ねて来て、夜まで一緒に過ごした。   ご飯を作り、そして食べた。 酒を注ぎ、そして飲んだ。 糸を (続きを読む

エジウソンが編む

ブラジル30日目。朝一番でフェルナンドはレシフェの町へ食材の買い出しに行った。1人残って留守番しつつハンモックの横で“そらあみ”を編む。   エジウソンが訪ねて来た。   五十嵐「ボンジーア」 エジウソン「ボンジーア。トゥートベン?」 五十嵐「トゥーベン」   朝の挨拶 (続きを読む

ビーチをロケハンし編みはじめる

ブラジル29日目。昨日の漁の疲れで眠りが深くいつもより少し遅く7時頃目が覚めた。フェルナンド特製のミックスジュースの朝食をとり、朝9時頃、ビーチの散歩兼ゴミ拾いをしにいくフェルナンドについていった。   スアペのビーチの端から端まで歩く。行きは散歩がメインで、裸足の足の裏で砂浜の砂を感じ、 (続きを読む

ブラジルで漁師になる

ブラジル28日目。5時半に目が覚めた。朝食のミックスジュースを飲み終えた6時すぎ、ラマルティーニが迎えに来た。いよいよ大西洋での漁に同行する日が来た。   ラマルティーニについて森の中を歩いた先にある家に着くとアポロの姿があった。「ボンジーア」「トゥートベン?」と挨拶を交わす。銛(もり)、 (続きを読む

漁師と一緒にブラジル代表の試合を観戦

ブラジル27日目。晴れ時々雨。朝から町に落ち着きがない。穏やかな田舎町にも関わらず、あちこちで爆発音がしている。そう。こんな日はブラジル代表の試合がある日。漁師達も海へは出ずにテレビで試合観戦。   昨日、「明日、漁に行くか?」と質問すると、「明日は誰も行かないよ。ブラジルの試合があるから (続きを読む

漁師というか、この星に生きるということを学んでいる

ブラジル26日目。昨日とはうって変わって快晴。トビラを開けると「YASUさん!」と大きな声で話しかけてくるフェルナンドといつもの朝の挨拶を交わす。そしてフェルナンド特製のミックスジュース(野菜やフルーツや穀物など)の朝食を2人でいただく。   フェルナンドが連れて行きたい場所があると言うの (続きを読む

ストーム

ブラジル25日目。6時すぎ。雨漏りの滴が右の首筋に当たって目が覚めた。空が透けている屋根から響く雨音から、どうやら外はどしゃ降りの雨。   トビラのむこうで幾人かの男が会話をする音がした。聞き覚えのある声、、、ラマルティーニだ。リビングで出ると、そこにはフェルナンド、ラマルティーニ、アポロ (続きを読む

再び漁師町へ。魚味のクスクスは涙味。

ブラジル24日目。お腹はゆるめで頭痛も多少残っているが、動けるようになったので荷物をまとめて再び漁師町へ。体調不良の間も含めレシフェ中心街で滞在させてくれた智哉くんにお礼を伝え、日本での再会を約束し、握手をして別れた。智哉くんはブラジルでの日本語教師の仕事を終え27日に日本に帰国する。   (続きを読む