くすかき十日目。本日、月曜日はくすかきは定休日なのだが、昨日のくすのこうたきで水蒸気蒸留した樟脳を回収するために朝六時半に来られる人だけ集まった。大人(中学生以上)が7名集った。
樟脳は寒い日の方が、収穫量が増える。一昨日に比べ、昨日は日中暖かくなったので、少ない場合の覚悟もしつつ回収タンクの蓋を開けた。
「お!思ったより付いてるよ!」
「ほんとだ」
「前にまったく収穫できない時もあったからね」
「そうだね。十分とれてるやん」
今年三回目の樟脳回収。めちゃくちゃ寒い日に水蒸気蒸留した二回目の量に比べたら少なかったが、それでも平均的な量は収穫できた。
くすのこうたき(水蒸気蒸留で葉っぱから樟脳を抽出する)は、残すところ、今週末の土日の2回となった。再度週末が寒くなることを期待したい。
朝の楼門前。太宰府天満宮は樟の杜の中にある。
水蒸気蒸留装置の回収タンク内。白く見えるのが樟脳です。
今日のようにふわっと結晶化する時もあるし、もっと水分が多い時もある。
通学前の中学生たちに回収してもらいました。
制服姿での樟脳回収は新鮮な風景。ちょっと理科の授業のようでもある(笑)
リヤカー1台の樟葉からコップ一杯分の樟脳。平均並の収穫量です。