くすかき八日目。今朝の気温は9度だったが、日中は20度まで上がりあったかい日となった。樟の落葉はほどよく平均的な量。光が美しい気持ちの良い朝。6時半からの〈朝のくすかき〉には大人19名、子供9名、合計28名の参加。その後、10時から〈くすのこうたき(樟脳づくり)〉、16時から〈夕方のくすかき〉といった1日。
週末の外出自粛要請が出ているため、基本的に参加の呼びかけはせずに行ってはいるが、毎年一緒にやっている仲間は自然と集まる。屋外で距離をとって、アルコール消毒を用意して、マスクの呼びかけ、といった対応をしているものの、人が集まって何かをしている状況への視線が気になるようになってきた。
参加型ではなく、制作現場のアシストといった位置付けで必要なアシストをお願いする。といった考えで、、、とも思うが、状況は悪化していく一方。やはり今年の〈くすかき〉のやり方を考え直さなければならない。
鬼すべ堂では、満開の桜が静かに咲いている。
平均的な落ち葉の量。
葉っぱ以外の枝や小さな若芽の皮を除いてから、真ん中の掻き山に足します。
光が美しい朝。縞模様のコントラストが強くなります。次なる葉の落ちてくる場所が整いました。
朝のくすかきが終わった後に境内に朝日が入る瞬間が本当に美しい。
まだ薄い若葉が朝日を浴びて、透けるように光っている。
見上げると、しばらく黙ってしまう。
〈くすのこうたき〉にて。水蒸気蒸留のため薪を満開の桜の元で割る。
静かな日。
日中気温が上がったため、朝整えた縞模様の上には、夕方たくさんの落ち葉があった。