与島のマー君。編むのが得意な人も苦手な人もいるからいい。

沙弥島滞在14日目。今日は与島でワークショップ。〈そらあみツアー〉ではないので一般参加はなく、島の人と自分たちだけで編む日。13時に与島へ。与島の網は順調に大きくなっている。   与島の〈そらあみ〉制作に参加してくれている方の中に、マー君がいる。マー君は網を編むのは今年が初めて。あまり編む (続きを読む

春の嵐の中、水蒸気蒸留装置試運転

太宰府8日目。くすかき1日前。まさに春の嵐といった天気で、雨、風、共に強く、まるで台風が来たような様相だった。合羽を着て9時頃境内へ行ったが、予想通り、とても《くすかき》できる状況ではなかったので、90ℓほどの袋3つに掻き山(落葉の山)から樟の落ち葉を入れて、リヤカーに積んで鬼すべ堂へ向かった。 & (続きを読む

番屋へ挨拶と場所づくり

今日は明日のワークショップ初日に参加してくれるという漁師さんに会いに行き、その後、ヒミングアートセンターで《そらあみ》のための会場設営を行った。   朝、目覚めると部屋の空気と自分の顔が冷たいのが分かる。下半身を布団に入れたまま石油ストーブのスイッチに手を伸ばす。スイッチ横に表示されていた (続きを読む

漁師というか、この星に生きるということを学んでいる

ブラジル26日目。昨日とはうって変わって快晴。トビラを開けると「YASUさん!」と大きな声で話しかけてくるフェルナンドといつもの朝の挨拶を交わす。そしてフェルナンド特製のミックスジュース(野菜やフルーツや穀物など)の朝食を2人でいただく。   フェルナンドが連れて行きたい場所があると言うの (続きを読む

365日の22日の1日に向けて

太宰府滞在34日目。くすかき20日目。晴。くすかきも残すところ、今日を含めてあと3日。ここ数日、落葉に動きはなかったが、今日の日中気温が25℃近くまで上がったせいで夕方にはそれなりに落ちていた。ぱっと見た感じでは全ての葉が入れ代わったように見えるのだが、まだ、よく見るとこれから落ちる葉が隠れている。 (続きを読む

くすかきとはいったい何なのか?

太宰府滞在29日目。くすかき15日目。晴時々曇り。くすのかきあげ前の最後の週末。くすのこうたきも今日と明日でおしまい。何でもそうだが、はじまってしまうと早いものである。   天気の良い週末ということもあり、朝から日中、そして夕方まで絶えず10〜20人ほど参加者がいるような1日だった。合計す (続きを読む

芸術祭の負荷

沙弥島滞在24日目。今日は与島での網づくり。与島でのワークショップは今日で4巡目。古く石の島であり、元石工が多く、漁師の少ない与島での網づくりは、最初の頃に比べると、皆さんずいぶん編めるようになり、ゆっくりではあるが確実に編み進められ、島の人も我々も今日で完成できるイメージを持っていた。だが、やはり (続きを読む

いととりひめ

沙弥島滞在9日目。今日は瀬居島の竹浦でのワークショップ。ちなみに瀬居島には竹浦・西浦・本浦と3つの地区があり、5つの島(沙弥島・瀬居島・与島・岩黒島・櫃石島)の中でも一番人口が多い。なので、それぞれの地区でワークショップを行う予定になっている。   今日は13時から17時頃まで、とにかく編 (続きを読む

櫃石島でのアウェイの洗礼

沙弥島滞在7日目。櫃石島でのそらあみワークショップ初日。全体としても5つの島(沙弥島・瀬居島・与島・岩黒島・櫃石島)で行うワークショップの初日となる。サッカー用語に例えて今日のワークショップを一言で言うと、「アウェイの洗礼を受けた」初日となった。そして非常に面白かった。櫃石島、恐るべし!である。 & (続きを読む

網で落葉を穫る?

10時にワークショップ開始。今日は土曜日ということもあり、浅草を訪れる人の流れは、日が暮れるまで途絶えることはなかった。浅草寺のすぐ横にある浅草神社は一般参加者のドロップインとアウトを繰り返す“そらあみ”のようなワークショップには適した環境にある。境内で網を編んでいると、お宮を囲う木々の間から仲見世 (続きを読む