晴耕雨読

くすかき6日目。今日は朝から雨で、雷も鳴っていた。朝のくすかきは中止。午後から晴れたが風が強く、かなり冷え込んだ。16時になり夕方のくすかきをしにお宮へ向かった。落葉はほとんど落ちてきていなかった。

 

さすがに今日は参加者も来ないだろうと思ったので、樟脳づくりの実験で使用する樟の葉の分別作業をすることにした。しばらく分別作業をしていると、「こんにちは」と聞き覚えのある声が、、、。見上げるとそこには“かんたくん”の姿があった。カッパに長靴で雨仕様である。

 

五十嵐「おお!こんにちは!今日は会えないかと思っていたから嬉しいよ」

かんたくん「今日は雨やったろぅ」

五十嵐「うん。雨だったから朝は中止」

かんたくん「これ見て、長靴。さっき水たまりに入ってきたんや。笑」

 

雨には雨の楽しみ方がある。そんなことを言われているような気がした。

 

そうしてなんだかんだで、今日も夕方のくすかきに5人の方が来てくれた。

 

ここ数日、落葉の山の大きさには変化がない。辛抱する時期である。毎年、4月15日〜20日頃が落葉のピークとなる。来週辺りが盛り上がるのではないかと見越しているが、それもまた天気次第。

 

晴耕雨読。かんたくんのように、やれる時にやれることをして、その状況をめいっぱい楽しむ。これが、くすかきを楽しむ基本である。

風で煽られて山は小さくなっています。今は辛抱する時期です。