春の嵐の中、水蒸気蒸留装置試運転
太宰府8日目。くすかき1日前。まさに春の嵐といった天気で、雨、風、共に強く、まるで台風が来たような様相だった。合羽を着て9時頃境内へ行ったが、予想通り、とても《くすかき》できる状況ではなかったので、90ℓほどの袋3つに掻き山(落葉の山)から樟の落ち葉を入れて、リヤカーに積んで鬼すべ堂へ向かった。 & (続きを読む)
太宰府8日目。くすかき1日前。まさに春の嵐といった天気で、雨、風、共に強く、まるで台風が来たような様相だった。合羽を着て9時頃境内へ行ったが、予想通り、とても《くすかき》できる状況ではなかったので、90ℓほどの袋3つに掻き山(落葉の山)から樟の落ち葉を入れて、リヤカーに積んで鬼すべ堂へ向かった。 & (続きを読む)
昨夜8時30分、自分は竹芝桟橋にいた。三宅島から到着する船へ、ある人を迎えにいったのだ。以前からこのブログを読んでくれている勘の良い人なら分かるだろう。そう、三宅島の網専門漁師であり、三宅島で行った“そらあみ”を一緒に毎日編んでくれた、クニさんを迎えにいったのだ。 数日前の電話で、クニ (続きを読む)
今日はうれしい再会があった。朝10時、自分に網の編み方を教えてくれた、言わば師匠である“じい”がそらあみを見にきてくれたのだ。この人との出会いがなければ“そらあみ”は生まれなかった。 出会いは去年の6月に遡る。三宅島大学のリサーチメンバーの1人として一週間ほど島に滞在した。その時、島の (続きを読む)
今日は1日雨だったので、三宅島大学本校舎(御蔵島会館)で網を編んだ。午後からクニさんも編みに来てくれた。三宅島の動きとしては、小中学校合同の運動会の予定だったのだが雨で翌日に延期となったため、時間ができた小学生やお母さん、先生などもちらほらと顔を出してくださり、何人かの島の人と知り合いつつ網の編み方 (続きを読む)
朝6時、キタガワさんとクニさんと三宅島大学マネジャーの猪股さんと、今日までに編み進めた網を持って、4人で“そらあみ”設置場所である阿古漁港の中桟橋へ、電気工事で使用する高所作業車をキタガワさん(電気会社社長)が用意してくれ、高く張られたワイヤーに滑車を設置し、網をつり上げた。編みかけの網は設置空間に (続きを読む)
今日も朝早くからキタガワさんとクニさんが網を編みに来てくれた。ここ数日、我々3人が朝早くから日が暮れるまで網を編むモチベーションは、長い目で見たら最終日である10月21日に向けての“そらあみ”の完成はもちろんだが、明日の“そらあみづくり体験講座”の初日までにある程度の網を編んで、制作及び設置する現場 (続きを読む)
朝8時、三宅島大学本校舎へ、昨日に引き続きキタガワさんが網を編みに来てくれた。午後からはクニさんも合流。クニさんは網を編む時に編み目のピッチを決めるのに便利な“コマ”という道具をわざわざ作って持ってきてくれた。午前中にいなかったのは、コマを作ってくれていたからなのだろう。本当に有り難い話である。 & (続きを読む)
朝7時、電話が鳴った。昨日、港で会ったキタガワさんからだった「台風で雨だし、動けないから、網編むぞ。そっちに場所あるか?」「え?え?あ、はい。場所あります」。何の約束もしていなかったので、実はこの電話で起きたのだが、8時には網を編んでいた。 さらに、キタガワさんは地元の網漁師の78歳の (続きを読む)
今朝の早朝5:00に三宅島に到着したので、滞在先である阿古地区にある三宅島大学本校舎(御蔵島会館)で仮眠をとった。 阿古地区は村役場もあり三宅島の中心地である。御蔵島会館は、隣の島である御蔵島の高校生が三宅島の高校に通っていた頃に学生寮として機能していたそうである。施設はまだきれいで贅 (続きを読む)
22:20竹芝桟橋発の東海汽船に単身乗り込み三宅島へ向かう。昨夜、関東地方を通過した台風17号の影響による余波が心配だったが定刻通り出港した。到着予定時刻は翌日の早朝5:00。船中泊である。乗船者は少なく指定されたベッドのまわりは空いており、どの乗船客も暗黙の了解で指定番号を無視して、適度に距離をと (続きを読む)