柵づくりと窯の火入れ

くすかき2日目。昨日が雨だったので、日々のくすかきに関しては今日が初日となった。昨日の雨の影響でかなりたくさんの葉が落ちて来ていた。   8:30朝拝を終え、“くすかき”をしていると「おはようございます」と子供の声が聞こえてきた。去年、くすかき皆勤賞であった“かんたくん”の登場である。 & (続きを読む

衝撃の事実から一夜明けて

沙弥島滞在29日目。昨日の瀬居島の西浦で編み上がった網をピンと張り、想像よりも網が縮んで長さが足りないという、衝撃の事実を知ってから一夜が明けた。午前中はそれぞれの島の自治会長さんや漁師さんに連絡をし、長さが足りないという事実を伝え、改めて続きを編んでもらうのにどうしたら良いか相談させてもらった。  (続きを読む

掲げた網と大根3本と鍋のぜんざい

沙弥島滞在26日目。今日は与島での網づくり。与島の網は5巡目にして、今日、完成を迎えた。   12:30過ぎに与島の公民館に到着。一昨日もここに来ていた。前回の4巡目で完成するイメージを皆もっていたが、つなぎ合わせるための、網の目の目数合わせに思った以上に時間がかかり、もう一度、最後の仕上 (続きを読む

三宅島からの助っ人

昨夜8時30分、自分は竹芝桟橋にいた。三宅島から到着する船へ、ある人を迎えにいったのだ。以前からこのブログを読んでくれている勘の良い人なら分かるだろう。そう、三宅島の網専門漁師であり、三宅島で行った“そらあみ”を一緒に毎日編んでくれた、クニさんを迎えにいったのだ。   数日前の電話で、クニ (続きを読む

1400年の物語のその先のお話

細長く編み進めてきた網がどれも2m近くまで伸びてきたので、昨日の夕方に隣同士を編み合わせて、1枚の網の状態にした。それまではロープにカラフルな色の帯がぶら下がっているだけだったので、遠くから見たら網には見えていなかった。網なので当然広げると網の目が出てくる。そして網のむこうの風景を網と重ね合わせて眺 (続きを読む

網からお宮に出会う人、お宮から網に出会う人

10時に浅草神社へ。今日は朝から生憎の雨。“そらあみ”は屋外で行うので雨に弱い。基本的には晴耕雨読と考えているので、今日はどうしようか。それでもできることなら網を編みたい。そこで、浅草神社の神主さんに相談してみた。すると、なんと快くテントを貸してくださった。更にテントを設置するところまで一緒にやって (続きを読む

師匠との再会

今日はうれしい再会があった。朝10時、自分に網の編み方を教えてくれた、言わば師匠である“じい”がそらあみを見にきてくれたのだ。この人との出会いがなければ“そらあみ”は生まれなかった。   出会いは去年の6月に遡る。三宅島大学のリサーチメンバーの1人として一週間ほど島に滞在した。その時、島の (続きを読む