宮司邸

太宰府28日目。くすかき20日目。朝のくすかきをして、朝拝に行き、その後、宮司邸へ。宮司さんと奥様の圭子さんが「くすかき奉加帳」へ参加してくださると連絡をいただき、約束の時間に会いに行った。とっても忙しいお2人がこのために時間をつくってくださったことに、まず感謝である。   お2人には、2 (続きを読む

一年間、待っていたという電話

太宰府15日目。くすかき7日目。今日は朝から1日雨。朝と夕の《くすかき》はできなかった。日中は鬼すべ堂で、非公式の「くすのこうたき」(=樟脳づくり)を行った。実は毎年、平日にこうして時折樟脳づくりを外向けではなく、内々でしている。公には会期中の土日で全5回行うのだが、失敗したり、収穫量が十分でない可 (続きを読む

若葉のように日々変化していく子どもたち

太宰府14日目。くすかき6日目。快晴。青空が広がり、温かく清々しい1日だった。朝の《くすかき》はさすがに長袖だったが、夕方の《くすかき》で再会した時には、小学生たちの多くは半袖だった。   彼らを見ていると、その存在は樟若葉と重なって見える。毎朝の光を浴び、薄い葉は朝日を透過し輝いて見え、 (続きを読む

朝のくすかき初日。気持ちで掻く。

太宰府10日目。くすかき2日目。昨日が松葉ほうきつくりだったので、「日々のくすかき(朝6時半〜・夕4時〜)」は今日が初日。いよいよ掻きはじめといったところだ。ところが、朝起きてカーテンを開けると、空が薄暗く、霧雨が降っていた。うーむ、、、。微妙な天気である。いちおう小雨決行ではあるのだが、雨で《くす (続きを読む

芳樟袋の葉っぱ詰めに感じる未来

太宰府6日目。くすかき3日前。今日は朝から一日中雨。雨の日は樟の葉は掻かない。理由は葉っぱが泥だらけになってしまうから。それでもやっぱり気になって、8時頃境内へ。雨の日は流石の太宰府天満宮も朝の参拝は少なく、どこかひっそりとしていた。   ここ数日温かく、新芽が芽吹きはじめた直後の雨だった (続きを読む

上三町下三町に吹く春風

太宰府5日目。くすかき4日前。今日で3月も最後の日。朝8時から天神広場くすかき立て看板周辺を落葉掻き。その後、お宮近隣の自治会長さん宅へご挨拶にうかがい、くすかきポスターを地元区の掲示板へ貼ってもらうお願いをしてまわった。昼過ぎから雨が降り出し、夕方まで屋内作業。芳樟袋に落ちたての樟の葉を詰める作業 (続きを読む

松葉ほうきを持って樟の木の下に立つこと

太宰府4日目。くすかき5日前。朝8時、境内へ。一昨日、柵を設置したので、そのまわりの樟の落葉は、自ずとくすかきが担当となる。くすかきの会期は4月4日からだが、落葉はそんなことおかまいなしに落ちてくる。なので、自然と落葉掻きがはじまる。結果、今日が初掻きとなった。初日にしては大きな掻き山が柵の中央にで (続きを読む

春を迎えに太宰府へ

3月17日に富山の氷見から一度千葉の拠点へもどり、全国へのくすかきチラシの発送などを済ませ、体制を整えて、24日25日と熊本の津奈木で行っているプロジェクト「赤崎水曜日郵便局」の打合せや転送作業などを行い、26日と27日の午前中に行橋市で視察を行い、今日の夕方に太宰府入りした。本日は、くすかき8日前 (続きを読む

番屋へ挨拶と場所づくり

今日は明日のワークショップ初日に参加してくれるという漁師さんに会いに行き、その後、ヒミングアートセンターで《そらあみ》のための会場設営を行った。   朝、目覚めると部屋の空気と自分の顔が冷たいのが分かる。下半身を布団に入れたまま石油ストーブのスイッチに手を伸ばす。スイッチ横に表示されていた (続きを読む

ブラジルで掲げた“そらあみ”の先に見えたもの

ブラジル33日目。ブラジルのビーチで“そらあみ”を掲げた。朝8時〜午後1時までの5時間限定。時間を限定したのは、どんどん風が強くなっていくのと、雨期による突然の雨を避けるためだった。サイズは幅5m×高さ3m程度。漁師町で過ごした約10日間の暮らしの中で編み上げたにしては上出来である。色はブラジル (続きを読む