空間を引継ぐということ

太宰府19日目。くすかき11日目。雨が降ったり、晴れたり、あられが降ったり、空が落ち着かない1日だった。   最近、朝のくすかきをしながら2人のことを考えていた。森禰宜さんと馬場禰宜さんだ。自分がはじめて太宰府天満宮に来た2006年も、くすかきをはじめた2010年も、大きな松葉ほうきを2本 (続きを読む

おみくじの色も樟若葉

太宰府16日目。くすかき8日目。快晴。6時半からの朝のくすかき。10時〜15時のくすのこうたき。16時からの夕方のくすかき。今日は土曜日なので、1日まるまるくすかきDAYだった。   朝8時半。御本殿へ朝拝に行くと、おみくじの色が目に止まった。薄い若葉色をしている。近づいて眺めていると、管 (続きを読む

若葉のように日々変化していく子どもたち

太宰府14日目。くすかき6日目。快晴。青空が広がり、温かく清々しい1日だった。朝の《くすかき》はさすがに長袖だったが、夕方の《くすかき》で再会した時には、小学生たちの多くは半袖だった。   彼らを見ていると、その存在は樟若葉と重なって見える。毎朝の光を浴び、薄い葉は朝日を透過し輝いて見え、 (続きを読む

寒の戻り

太宰府13日目。くすかき5日目。今日からグッと寒くなった。3月27日に太宰府入りしてから、今年はどうも温かいなぁ。このまま夏になるのかなぁ?と違和感を感じていたのだが、やっと《くすかき》らしい寒さになった。この冷え込みが《くすかき》の感じである。   葉っぱの落葉も、寒さの影響で一時ストッ (続きを読む

くすかきが境内清掃に変わるとき

太宰府7日目。くすかき2日前。所々に雲があったが朝から晴。8時に境内へ。昨日が雨だったので2日分の葉っぱを掻く。この時期に2日分葉っぱを溜めると地面は葉っぱで埋まったような印象になる。くすかき会期前だが、樟は待ってくれない。気温や風や雨を自らの身体で感じながら、樟の日々の変化を追いかける。 &nbs (続きを読む

芳樟袋の葉っぱ詰めに感じる未来

太宰府6日目。くすかき3日前。今日は朝から一日中雨。雨の日は樟の葉は掻かない。理由は葉っぱが泥だらけになってしまうから。それでもやっぱり気になって、8時頃境内へ。雨の日は流石の太宰府天満宮も朝の参拝は少なく、どこかひっそりとしていた。   ここ数日温かく、新芽が芽吹きはじめた直後の雨だった (続きを読む

上三町下三町に吹く春風

太宰府5日目。くすかき4日前。今日で3月も最後の日。朝8時から天神広場くすかき立て看板周辺を落葉掻き。その後、お宮近隣の自治会長さん宅へご挨拶にうかがい、くすかきポスターを地元区の掲示板へ貼ってもらうお願いをしてまわった。昼過ぎから雨が降り出し、夕方まで屋内作業。芳樟袋に落ちたての樟の葉を詰める作業 (続きを読む

松葉ほうきを持って樟の木の下に立つこと

太宰府4日目。くすかき5日前。朝8時、境内へ。一昨日、柵を設置したので、そのまわりの樟の落葉は、自ずとくすかきが担当となる。くすかきの会期は4月4日からだが、落葉はそんなことおかまいなしに落ちてくる。なので、自然と落葉掻きがはじまる。結果、今日が初掻きとなった。初日にしては大きな掻き山が柵の中央にで (続きを読む

樟も、人も、柵も、みんな一年ぶり

太宰府2日目。くすかき7日前。今日は、お宮の各部署への挨拶、くすかき手ぬぐいの受取り、柵の設置、水蒸気蒸留装置の運搬、決起会と活動初日にして、朝から夜遅くまで、めまぐるしい1日となった。   今朝の太宰府の印象は温かかった。例年は朝夕の冷え込みに苦労していたのだが、今年は大丈夫かもしれない (続きを読む

春を迎えに太宰府へ

3月17日に富山の氷見から一度千葉の拠点へもどり、全国へのくすかきチラシの発送などを済ませ、体制を整えて、24日25日と熊本の津奈木で行っているプロジェクト「赤崎水曜日郵便局」の打合せや転送作業などを行い、26日と27日の午前中に行橋市で視察を行い、今日の夕方に太宰府入りした。本日は、くすかき8日前 (続きを読む